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「2023年を東西占術で読む」準備中レポ1

毎年恒例となりました「20××年を東西占術で読む」は、みなさまのご愛顧のおかげで8回目の開催となりました。

「2023年を東西占術で読む」は、年明け2023年1月7日(土)の開催です。

西洋占星術(みずまち☆ゆみこ)と、東洋占術(天海玉紀)のコンビがお届けする一粒で二度美味しいロングセラー講座です。

東洋編の資料準備は、いま8割くらいまできたところです。その中から少しだけみなさまに予告編をお見せします。

雨が降る春の国

癸は雨の象徴
卯は春、日の出の時間帯であり、東の象徴

つまり「雨が降ってるよ。春の草花の上に」という風景です。

新しい始まりのときに雨が降る、というイメージなので、春と言ってもうららかな日差しではなく、鮮やかに晴れ渡る青空でもありません。

まだなんとなく暗くて、でも暖かく湿っていて、まだ不安定で揺らぎが大きく、でもこれからどんどん伸びていく予感に満ちています。

2023年の干支は「癸卯(みずのとう)」

卯は「茆」であり「茂」

十二支は動物の名前でよく知られていますが、もともとは難しい漢字の羅列でした。その意味あいと特徴を体現するような動物があとから当てはめられています。

卯はもともとは「茆」で、植物がどんどん伸びて絡んでボーボーになるような状態を指しています。茂る、冒す。

つまり春になると、あらゆる生命の動きが盛んになり衝動的に飛びだして、無秩序になり、放っておくとボサボサになる。

その様子を、すばしっこくて賢くてどんどん増えて生命力旺盛でチャーミングでいたずらをするウサギの姿をなぞらえたのでしょう。

癸はくるくる表情を変えて神秘的

天干は「癸(みずのと・きすい)」
細やかな水は、姿を多彩にくるくると変えて世界を巡ります

「癸」は穏やかな陰の性質の水です。その姿は、雨・霞・霧・小川・池・雲・氷・霜など、多様な姿を見せ、ときには濁流となって激しく流れることもあり、多面的で変わりやすい複雑な性質を帯びています。

癸は理知的で物事に段取りをつけるのが得意です。その癸にちょっと「手」を加えると、揆 「はかる」→ ものごとの筋道を立てるの意味になります。

「癸卯」の意味は?

つまり「癸卯」の年には「よく考えて計画を立て、コントロールできれば繁栄・繁茂するが、悪い方向に出るとめちゃくちゃで混乱して動きがとれない」と、昔の偉い先生がおっしゃっています。

さて、現代ではどうでしょうか。

「癸卯」の日生まれの超有名人

「癸卯」の日生まれで、おそらく世界的に最も有名な方は、イギリスのチャールズ3世でしょう。

1948年11月14日生 チャールズ3世

おおお。知的でスケールの大きなお人柄かと思われますが、誰にでもオープンマインドでサービス精神旺盛というわけではなさそうです。なかなか気難しくて好みや考えがはっきりしていて、周りに簡単には心を開きそうにない方のようにお見受けします。

チャールズ3世の戴冠式は、2023年5月6日にウェストミンスター寺院で行われるそうです。母エリザベス女王や、お父上のフィリップ殿下との相性なども研究していくと大層引き込まれて時間が無限に溶けていきますが、まずは「癸卯」の研究を続けます。

↑ 当日は「癸卯」と2023年の雰囲気やトレンドについて、みっちりお話しますよ。どうぞお見逃しなく。

↑ つづく

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