超訳!陰陽五行・ニホンゴムズカシイ
まずは「相生相剋」を暗唱しよう
最初に「これだけはどうしても覚えてもらわなきゃならない!」ものです。がんばろう。
なにはともあれ、陰陽五行の関係の記憶があやふやな人は、ぜひこれからいっしょに覚えましょう。
掛け算の九九の暗唱だと思って、ぶつぶつつぶやくのがおすすめ。
相生関係
木生火、火生土、土生金、金生水、水生木
もくしょうか、かしょうど、どしょうきん、きんしょうすい、すいしょうもく
相剋関係
木剋土、火剋金、土剋水、金剋木、水剋火
もっこくど、かこくきん、どこくすい、きんこくもく、すいこくか
繰り返し口が勝手に動くまで繰り返してください。
バッチリですね!
陰陽五行は矢印の向きがだいじ!
では参りましょう。いちばんだいじなこと。
陰陽五行説ではとにかく「どっちからどっちに矢印が向いてるか」がとても重要です。
といっても、文字で見るとアタマ痛くなりません?
意外にここでつまづく人が結構いらっしゃいます。
そこで前回の図が役に立つはず。見てね。
あー。矢印があるのは、まず4パターン。
なんというかこれはもう「文法」みたいなものです。
ダイジョブですか?
矢印の向きが曖昧だとこうなる
例えばこんなかんじ。あるある実話です。
「水と土の関係は、陰陽五行で言うとどういう組み合わせですか?」
「えっとー。水と土なのでー。相剋?」
「そうですね。もうちょっと詳しく。どのような相剋関係ですか?」
「え?どのような?えーっとー、えーーー。水が土を押し流す?」
「あー。確かに現実ではそういう場面がたくさんありますよね。きょうはいちおう五行のルールに沿っていきましょう」
「えー?えー?えー?どこくすい?あれー?土が水を押し流す?えー?なんかピンときません!(怒」
あるある会話だー。
だいじょうぶ。
そうおっしゃったのは、あなたひとりだけじゃないです。
とりあえず「良い・悪い」は保留しておこう
占術によっては「相剋関係は悪い関係で、相生関係は良い関係」とハッキリ明言します。ですから、そのルール通りに理解・運用している人もいらっしゃるでしょう。
でも、ちょっと考えてみてください。例えばそうだなー。雨が降ってお日様がの光がたくさんで、とにかく草木が伸びっぱなしの生え放題でボーボーのお家ってありますよね?生命力あっていいねーとも言えますが、虫も出るし、防犯上も良くないし、いつまでもそのまま放っておいていいのかな?ときどき頑張って草むしりしたり、庭師さんにお金を払って木を刈り込んでもらったほうがいい場面ありますよね?
ここではそのうち「誰か」の性質や運勢を見ていきます。
わたしは「ニンゲンの人生はそんなに簡単に白黒キッパリと良い・悪いだけで断じることはできない」という立場です。
ということで、とりあえず「良い・悪い」の判断は保留します。
矢印が発生しない場合?
あ。それから「矢印が発生しない場合」については、またゆっくりお話ししましょう。
ではまた来週!
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