離れる星、くっつく星〜導入部分
時期運について基本中の基本
なんどもいろんなところでお話ししていますが、改めて時期運について考えてみます。
特に流年(毎年巡ってくる運気)を振り返ってみるのがいちばんわかりやすいような気がしますが、毎月でも10年毎の大運の話でも構いません。
2024年は「甲辰」の年
つまり、年干は「甲」です。
2024年のいまは辛未の月で、来月の立秋すぎると壬申の月になります。
つまり、いまの月干は「辛」で、来月の月干は「壬」ですね。
ご自分の生まれ日の干(つまり日干)に対して、巡ってくる干がどういう関係になるか?を考えるのがすべてのスタートです。
↑ じゃあ地支はどうなのかとか、他にも細かい約束事が気になる人もたくさんいらっしゃるだろうけど、なにごともまずは大きく捉えて、それからだんだん細かくみていくのが定石です。「こまけーことはあとからでいーんだよ!」ってことで、そこんとこ夜露死苦!
軽くウォーミングアップ?
とりあえず、生まれ日の十干ごとに、今年2024年の運気をざっくりおさらいしてみましょう。
2月からもう半年くらい経つので、実際どうだったかは少しずつおわかりですよね。いかがですか?
甲の人
甲×甲(貫索星)〜大木が並び立つ
オレはオレ、でもなんとなく隣も気になるかも
それでもやっぱり独立独歩、媚びずに淡々と進むとき
※ じぶんだいじに
※ これはこれ、あれはあれ
乙の人
乙×甲(石門星)〜木の下にお花畑
寄らば大樹の陰
清濁合わせのみ、ニコニコしたたかに生きるとき
※ じぶんだいじに
※ これはこれ、あれはあれ
丙の人
丙×甲(龍高星)〜太陽と大木
木生火で木に助けられる組み合わせでも、結局は太陽は木を助ける役割
遠回りや骨折り損が糧になる(と信じていい)とき
※ 未来を夢見て
※ 〜してほしい、〜してもらう
丁の人
丁×甲(玉堂星)〜火の燃料となる良い薪
焚き火や暖炉の火が燃え上がるようなイメージ
大きなチャンスを受け止めて役目を果たすとき
※ 未来を夢見て
※ 〜してほしい、〜してもらう
戊の人
戊×甲(車騎星)〜山に木が植えられる
自分のリソースを分け与えると全体がより美しく整う
自分の勝ち筋、定石以外を思い切ってやってみるとき
※ きちんとがんばる
※ 〜されたい、〜される
己の人
己×甲(牽牛星)〜大地にそびえたつ大木
北海道?ハワイ?CMに出てきそうな立派なビジュアル
わかりやすい王道をひたすら邁進するとき
※ きちんとがんばる
※ 〜されたい、〜される
庚の人
庚×甲(禄存星)〜大きな斧で大木を切り倒す
大仕事には反発も大きいけれど、だからこそやりがいも
え?ここで?というような大博打に打って出てみるとき
※ 豊かな暮らし
※ 〜してあげる、してあげたい
辛の人
辛×甲(司禄星)〜よく切れる小刀で木を削る
大ナタではないので、細かな作業だけを引き受けよう
あまり欲張らずに、確実に持てる分量だけ確保するといい
※ 豊かな暮らし
※ 〜してあげる、してあげたい
壬の人
壬×甲(鳳閣星)〜木を育てる水?それともイカダが漂流?
マイペースでいい。あまり手をかけるとズブズブに腐ってしまう
なんくるないさー。なるようになるさーというとき
※ いまをいきる
※ 〜しちゃう、〜しちゃいたい
癸の人
癸×甲(調舒星)〜樹木を潤す命の水
さりげなく。いるだけでいい。そっと静かに周りが癒される
ひとり時間だいじ「わざわざ」やらなくていい。甘やかさなくていい
※ いまをいきる
※ 〜しちゃう、〜しちゃいたい
すげーざっくりですけど。
↑ ご参考にこのあたりもまとめてどうぞ。
例題「龍高星の年に起こりそうなこと」
では、ここから本題です。
わたしは「丙」生まれなので、今年2024年は「丙×甲」の組み合わせ、つまり龍高星の年ということになります。
「そっかー。だよねー。死んだのは節分の日だからギリ去年だけど、愛犬トッピー17歳で死んじゃったし、今年はもうそう遠からず母親も死ぬだろうし、やっぱそうなのよなー」
↑ これが「自分は今年は龍高星の年」から自分の運勢を考えてみたときの脳内翻訳です。
もちろん丙生まれの人がみんな誰でも肉親が死んだりペットが死ぬわけじゃありませんよ。でも「龍高星の年」に起こりそうなことは何だろうな?って考えたときに「離別」はまっさきにあがってくるワードのひとつでしょう。
え?意味わからん?そーかなー?
龍高星ってどういう星だったかな?
破壊と創造、流浪の根無草、本流に逆らう、勝手気まま、予測不能、そういう性質は「龍高星」の特徴だったのではないかな?
↑ 玉堂星と龍高星を比較した記事はこちら。
「離別」っぽいムードの星はどれ?
これはよくみなさんに頭の体操として考えてもらうテーマなのですが、ここでもお話ししてみましょうか。
いかにも「離別」の出来事が起こりそうな十大主星はどれ?
これちょっと考えてみてほしいのです。
余裕がある人は、ご自分の年表とかちょっと振り返ってみて、実際はどうだったかをチェックしてもらえたりするととってもイイカンジです。
ひとつひとつかんがえてみてー。
王道の答えはたぶんこのあたり。
ひとつは、いま申し上げたばかりの龍高星
もうひとつは、斬り込み隊長気質の車騎星
もうひとつは、反逆と孤独を愛する調舒星
だいたいこんなところでは?
よくもわるくも日々が「平穏無事」だと良さが発揮されない性質の星たちではないかな。
って、ここで終わってもいいのですが、せっかくなので10パターン考えてみることにしました。
ここからさきはわたしの脳トレなので、物好きな方だけどうぞお進みください。
とおもったけど、あまりにも長いので別の記事として有料ゾーンに設定します。ご興味おありの方はそちらもぜひお付き合いください。
たぶん五行別で5つの記事になると思います。
つづく。
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