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日本で生活に困ったら、アジアに行って海外半移住生活してみよう。

こんにちは。シンジ之間道です(4000字くらいありますが、全文無料で読めます)。

未曾有の状況が続き、さすがに参っている方も多いのではないかと感じる昨今です。ネパールでは、カトマンズを中心とした複数都市のロックダウンが長引いており、外出の機会は激減し、生活コストは下がる一方です。

今回のテーマは、コロナ禍でのアジアへの海外移住についてです。

正確には観光ビザを利用した、一箇所での長期滞在を想定した海外半移住が前提のお話となります。なぜ移住ではなく半移住なのかというと、旅をしながら理想の住処を探す方が確実だし、合わなかった場合の移動や撤退が容易だからです。


今、コロナの影響で仕事に差し障りがあったり、先が見えない状況の人は沢山いると思います。

僕も例外ではありません。

昨年3月のロックダウンに仕事が飛んで、副業をはじめて、軌道に乗ったと思えばダメになり、確定申告をしているのに国からの持続化給付金が降りず、ぶち切れ、別の仕事をはじめ、将来に備えた計画を練り、、失敗し、対策を考え、何かを諦め、違う方法を探し、またロックダウンが始まり、、みたいな状況で、まるでジェットコースターにでも乗っているかのようです。

こんな状況で、みんなよく生きていられるなと、本当に感心します。

でも、生き延びられなかった人たちもいるようです。2020年の自殺者はリーマンショック以降、11年ぶりに増加し、特に女性の自殺者は15%増加し、若い人の自殺も増えているようです。鬱病になる人も増えているのではないかと思います。

【流行前に比べ】新型コロナ感染拡大の影響で日本人の「うつ」倍増、米も3.6倍
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/20393694/

僕は、もし彼らが海外に脱出できたら、死なずに済んだのではないかと思うのです。だから、辛い状況の人はアジアへ行きましょう。アジアは日本よりもいい加減で、嫌になることもありますが、皆いい加減なので毎日、気楽に暮らすことができます。


・ネパールでの生活費

ネパールでの生活費は月5万円あれば足りるし、ロックダウン中はあまり外にでないので、生活費がもう少し下がります。最近はホテルが安いので、これまでと同じ宿泊コストで、ワンランク上のホテルに滞在しています。いざとなったら、安宿に移動すればシングル部屋でも生活コストを3万円くらいまで下げられると思います。


・コロナ禍でのビザの問題

滞在ビザについては、イミグレーションオフィスがロックダウン中の滞在期間を免除してくれたり、延長コロナビザを発給してくれたりしているお陰で、ネパールに合法的に1年半くらい滞在させてもらっています。日本にいたらとっくに力尽きていたかもしれませんが、アジアの低い生活コストとコロナビザのおかげで、なんとか。といった感じです。


・アジアの生活費は安い

日本で仕事や生活が大変な人や、日本の息苦しい空気感に耐えられないと感じている人は、思い切って海外に観光ビザで生活コストの安いアジアに行って半移住的に生活した方が、今の状況をサヴァイブしやすいのではないかと、経験的に思います。

・現在でも海外に行けないことはない(はず)

今行けそうなアジアの国としては、タイがたしか渡航できたような気がします。入国できるなら、タイには最近新しくできたノマドビザ的なビザがあるので、トータルで150日か190日くらい滞在できます。興味がある方は調べてみてください。

僕が滞在するネパールは現在はロックダウン中なので、基本的に国内線も国際線も停止中です。ですが、インドやトルコ、カタールからのフライトがたまに飛んでいる模様で、インド人は入国できるので、ロックダウン中も、中東を経由してネパールに入国できるかもしれません。

PCRテストやワクチンや入国後の隔離期間などの詳しい入国条件については、知りませんので、各自でご調査ください。

コロナ禍での緊急事態時の各国の観光客への処置については、一旦入国さえしてしまえば、その後ロックダウンなどの措置があっても、どの国も観光客に対して、ビザの延長などで対応してくれるはずです。少なくとも、ネパールではそうでした。移住の話なので当たり前ですが、海外滞在中のロックダウンはステイホームで乗り切る前提です。


・移住後にどうやって生活するか

移住後は、現地就職でも良いですが、フリーランスで稼ぐと良いと思います。フリーランスは不安定ですが、安定しない社会に臨機応変に対応できます。


・金の稼ぎ方

では、何をやって稼ぐか。これは人によってできることが違うので、答えはありません。各自でできることや好きなことをすれば良いと思います。僕は金儲けの専門家ではないので、生活コストを安くする方法しかお伝えできませんが、一つだけ言えることは、何をするにしても、リモートで完結させられる仕事を選ぶこと。そうすれば、将来的に何回コロナが来ても大丈夫です。半年で5万円稼ぐことを目標にして、何かを始めましょう。


・政府はあなたが生きようが死のうが、どうでも良いと思っている

日本での生活が厳しいのに、日本に住み続けていても、苦しくなる一方です。そして、日本政府は、国民よりも利権やオリンピックの方が大切で、いざという時に頼りになりません。

実際、頼りになりませんよね?

僕は、昨年から今年にかけての半年間、持続化給付金の申請を繰り返させられた挙句、結局タイムオーバーで中小企業庁に逃げ切られ、これを身を持って痛感しました。

「日本に帰りたいです」「助けてください」「見殺しにしないで」「死にたくない」

再申請書類にメッセージを添えてSOSを発信しましたが(まあ半分は口から出任せですが)、中小企業庁は僕の「業務に実態がない」として、申請不備を決め込みました。

確定申告書類、ホームページ、SNS、販売履歴、取引履歴、通帳の写し、領収証、印鑑など求められる書類やスクリーンショットなどを、人間なら誰しもが理解できる形かつ充実した情報量で提出していましたが、絶対に見ていないだろうと感じられる速さで、申請不備メールが届き続けました。


・今後、国はあなたを助けない

今はお金が貰える可能性がゼロなのでどうでも良いですが、これは単純に僕の不運というより、日本政府の国民に対する、ある種の態度表明と受け取るべきでしょう。


・自分でなんとかするしかない

国が頼りにならないなら、自分でなんとかするしかありません。海外の、とくにアジアに脱出すれば生活コストを60%くらいカットできるわけですから、その分の浮いた時間を使って半年間くらい集中して、新しい何かに挑戦するような手段が、逃げ道としてあってよいのではないか?と思います。

「アイディアは移動距離に比例する」じゃないですが、実際に住む場所を変えるなどして移動をすると、自分の中に余白が生まれるし、余白が生まれるとアイディアは出やすくなります。リフレッシュというやつです。だから、もしあなたが行き詰まっているなら、覚悟を決めて居場所を変えた方がいい。


・海外移住はむしろチャンス

あなたの仕事や生活が、日本で行き詰まっているのであれば、日本の閉塞的な状況に辟易しているのであれば、今がむしろチャンスです。

日本で半年過ごしたら、月15万×6ヶ月=90万円くらい必要ですが、アジアなら月5万×6ヶ月=30万円くらいしかかからないわけで、失敗したとしても、コスパの悪くないチャレンジだと思います。そして、その間に身に付けたスキルは、決して無駄にはなりません。

まあ、現在は渡航後に数日間隔離されるので、初期費用が昔よりかかるかもしれませんが、それでも試す価値はあると思います。


・むしろ失敗する前提で行く

30万日本円くらいを握り締め、アジアのどこかの国に行って半年間、何かに死ぬ気で挑戦し続ければ、月5万くらいは稼げるようになるでしょう。

もしそれでもダメなら日本に帰って、バイトしながらもう半年間、引き続き挑戦し続ける。すると今度は逆に、日本で必要な生活費をフリーランスで稼げるようになっているかもしれません。

それでもまだ食えなければ、15万日本円くらいを握り締めてまたアジアのどこかの国に行って、、ダメなら戻って、、

というようなことを反復していれば、いずれお金は付いてくるはずだし、ある日、気が付くと多拠点生活ノマドになっているはずです。


・海外旅行は昔から危険

海外に行くためには、断捨離して身軽にしなければならないし、渡航先がロックダウンに見舞われる場合もあるし、ビザの問題や、旅先でのトラブルなどもあるかもしれません。もちろん、ウィルスの脅威も。

でも、ロックダウンは別にして、旅なんて本来そういうものです。デング熱やマラリアは今も昔も危険だし、でも案外大丈夫だったりするわけで、昔から海外旅行は危険と隣り合わせです。


・英語が喋れなければ現地で学ぶ

英語が喋れないから。海外は行ったことがないから。という人もいると思います。実際、英語が喋れた方が良いことは間違いありませんが、英語が喋れなくても旅はできるし、英語を勉強しながら、旅をした人はたくさんいます。それに、アジア人は英語圏ではないので、基本的に英語を喋らない現地人が大多数ですが、殆どの外国人が片言の現地後で旅をしています。

「地球の歩き方」のようなガイドブックの後ろの方に掲載されるトラベル英会話のページを暗記しながら生活していれば、大抵の出来事は乗り越えられるようになります。本は、スマホを無くした時のバックアップにもなるので、ガイドブックを持っていくと良いでしょう。

必要な語学は、とりあえず行ってから身に付けましょう。


・不安なら現地の日本人宿で暮らす

それでも不安な人は、現地の日本人宿に滞在しましょう。日本人宿のオーナーは日本語ペラペラだし、今は観光客が来ないので、きっと歓迎してくれるはずです。現地の情報も、聞けば色々教えてくれるはずです。winwinの関係を築けるでしょう。


覚悟さえあれば、変化の時代を異国で暮らす選択肢も悪くないと思います。


※この物語はフィクションです。

※自己責任でお願いします。

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