【19w4d】ジェンダーリビールケーキって時代錯誤
世間はGWですが客商売なので相変わらずお昼の2~3時間働いています。
胎動も、寝る前とかによく感じます。これからより強くなるらしいので楽しみです。
今回の日記はジェンダーリビールについての悪口です。
ジェンダーリビールなるとんちきなものを知ったきっかけはジェンダーリビールケーキの存在でした。
妊娠管理アプリの広告で表示された「男の子なら水色、女の子ならピンクのクリームが……」の説明に、今どき正気!? って驚きました。
男の子なら水色、女の子ならピンクというのがまずダサい。
男の子を寒色、女の子に赤やピンクっていうのは分かりやすさで言えば正解かもしれませんが、今の時代にこの方向で売り出そうというセンスはどうなの?て思いました。
この色分けに疑問というか、うわって思う感覚を持ってないことはちょっとこれから先問題かなと思います。
次に、お腹の中の赤ちゃんの性別ってそんなに重要?ってことを思いました。
赤ちゃんの性別といっても生物学的な性別というか、分かるのはついてるかついてないかくらいのものです。将来その子の性自認が男女のどちらを選ぶのか、どちらも選ばないのかなどなどは当然ながら分かりません。
男の子だった、女の子だった、と分かって旧弊な男女観に基づく子の将来に思いを馳せても子自身がその将来にNOをつきつける可能性もあるわけです。滑稽ですね。
理想論から言えば、性別が男女どちらでも何も変わりません。どちらも尊い命ですし、男だろうと女だろうと性別を理由に閉ざされる門があってはいけないのです。
なんて真面目な話をしていますが、結局のところジェンダーリビールという口実で大人が楽しむことに賛同できないだけです。
ジェンダーリビールケーキも性別お披露目パーティーも、子供の性別を口実にした大人が楽しむためだけの企画だと認識しています。子供が主役のようでいて、実際は子供置き去りです。
大人がサプライズだったりケーキ作ったりしてSNSにアップしていいねを稼ぐためにお腹の赤ちゃんの性別が利用されているのです。
ジェンダーリビールに利用されるのが可愛らしいケーキだったりフラワーボックスだったり、それを準備する楽しさが後日ブログにアップされたりなどなど、その労力は一体何のために?と割と疑問です。
そういうの見苦しくて嫌いだなーと思いました。これは個人の感想です。
サプライズだけならおにぎりの具を男の子なら昆布、女の子ならおかかくらいの地味さでやればいいとは思いますが、せっかくやるならケーキとか見栄えがして楽しいものにしたい、手をかけたのならSNSにアップしたい……とつながる心理が想像できますが、そのネタがお腹の赤ちゃんの性別っていうのがどうにも無理です。
繰り返しますが、妊娠中に分かる性別なんてついてるかついてないかくらいなのに、わざわざケーキ作ったりパーティー開いたり性別をことさら重視するような形が醜く見えたというだけの話です。
ちなみにこのジェンダーリビールパーティーを考案した人も今では後悔しているらしいです。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1907/30/news059.html
この記事に引用されてるTwitterの呟きたちも、今回の記事書く時の参考にしました。
■「ジェンダーリビール」という言葉は不適切ではないのか? https://paperidaigaku.com/trend/gender-reveal
もしこれからジェンダーリビールケーキ作ろうと考えている人がいらっしゃいましたら作る前にちょっとだけ性別とジェンダーについて考えてみはいかがでしょうか。
※2021年9月12日 文章にわりと手を入れました。