世界一幸せだった国 "ブータン"
この記事の本質は「幸せって何ですか?」という点にあります
こちら、幸福安心委員会です。
幸せですか?義務ですよ
ブータンという国があります
ヒマラヤ山脈の東にある人口約86万人、面積は38,400k㎡の小さな国です
このブータンという国には第5代国王、ワンチュク国王という王様がおり
立憲君主制をとっています
ブータンは2007年まで君主制だったのですが、2008年に現在の立憲君主制になりました
はい、じゃあ全く関係ない話します
フランス革命って知ってますか?
1789年にフランス王国で起きた革命です
権力者によって苦しめられていた市民達が立ち上がって国王・ルイ16世と王妃のマリー・アントワネットをギロチンでぶっ殺し
君主制を終わらせ近代民主主義を打ち立てた
人類史の重要なターニングポイントの1つです
ちなみになんですが、また話逸れますけど
マリー・アントワネットは「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」という発言から世間知らずのクソ馬鹿ド無能だと思われてますが
実際には言ってません
世間知らずでもありません
実際のマリー・アントワネットは寛大な慈善家であり貧しい人々の惨状を聞いて胸を痛めており
フランス内で暴動が起きた際にも
といった内容の手紙を家族に送っています
実はめっちゃ良い人だったんですね
ギロチンで殺されましたけど
ちなみにギロチンって残酷な処刑方法だと思われがちですが、実はめっちゃ人道的に考えられて作られたっていう話を...
これフランス革命の記事でしたっけ?
話戻します
要はフランス革命のように君主制から民主制になる時って大抵血が流れるって事です
あとフランス革命に大きく影響を与えたアメリカ独立革命ってのもあるんですが流石にね
じゃあブータンでもって思うかもしれませんが
この国では違いました
第4代国王(前国王)がブータンの将来のためを思って民主制を取り入れたんです
国王が立憲君主制の採用を表明すると多くの国民が「私達は現状で満足しています。そのお気持ちをどうかお考え直し下さい」と泣いて直訴しましたが、国王は民主主義の必要性を説くために自ら全国を回り説明しました
そして第5代国王、つまり今の国王へ民主主義が受け継がれたわけです
国民は王を慕い、王は国民のために働く
とても良い国ですね
その証拠に2013年には世界幸福度ランキングで発展途上国でありながら8位になり
"世界一幸せな国"と呼ばれるようになりました
ここで終われたら良かったんですけどね
ブータンの今
ブータンは世界幸福度ランキングで2019年に95位となり
現在はランキングにも載っていません
2013年から2019年の間に
この国に何が起きたのでしょうか?
国民は皆幸せでした
食べる物があって、寝る場所があって、着る服があるだけで幸せでした
貧しい国ではありますが国民の皆が...
貧しい?
本題に入ります
2010年代、爆発的に広まったものがあります
それはインターネットです
インターネットの普及によって多くの国民が知ってしまいました
「自分達は貧しい」
「他の国は裕福だ」
人は自分より裕福な人間を見ると不幸に感じるように出来てます
特にブータンでは1970年代まで鎖国政策をとっていたため他の国の情報が一切入ってきませんでした
そんな時にインターネットを通じて多くの情報が一瞬で入ってきたらどうなりますか?
現在ブータンの都市部の若者の失業率は28%に達し、雇用を求めてオーストラリアへ移住する人が後を絶ちません
更に深刻なアルコール依存や薬物依存も表面化しています
世界一幸せだった国が、自分達より遥かに裕福な人達を見て不幸せになってしまいました
ですが裕福な国の人達は自分達を幸せとは思っていない人が多いです
裕福なら幸せですか?
知らない方が幸せですか?
だったら幸せって何ですか?
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ふっくら優しい肌触りのニット生地で
芯材に高反発フォーム<エリオセル®>を100%採用、また側地の上下にもそれぞれ1cmずつ<エリオセル®>が入っています。肌あたりは優しいながら、多くの日本人が好むしっかりと硬めの寝心地を実現しています。
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これで毎日幸せな睡眠が取れています
とても幸せです
マニフレックスさん広告費ください
終わります。
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