あなたは塩はただ体に悪いと思ってませんか

【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.142】


塩は味付けには重要だ。スープやパスタに全く塩がなかったら、相当に味気ないものになるだろう。

でも塩は、体にとってはあまりよく言われない。
高血圧の理由にはなるだろうし、テレビなどでもよく減塩減塩と言われる。

私もそんなイメージだった。


そんな私が、先日テレビを見ていたら、塩をあまり取らずに、その分、ダシ粉を使って味付けしたら痩せたという話を見た。

それはいい、早速やってみようと思って、一週間ほど、料理には塩を使わずダシ粉で味付けするといった、ほぼ塩断ちの生活を送った。


早く痩せないかなーと思っていたところ、前の晩たくさん寝たのに、朝目覚めても何かをやる気が起きない。いつもたくさん寝た後は、元気で今日も頑張ろうという感じだったのに、なぜ?

そうして気力を出して仕事に行っても、まるで集中できない。ひたすら時間が経つのが苦痛だった。休息をいつもより多く入れても全く駄目。

たくさん寝てるし、その日のタスクは急ぐものではなかったので追い詰められてもなかったので、やる気のなさの理由が思い当たらなかった。

そこで、最近変えたものを考えたら、あれ、塩断ちの生活を送っていたな、とハタと思った。

慌てて、塩っ気のある料理を食べたら、やる気が少しずつ回復してきた。

その後の食事では塩断ちをせず普通の調理にして塩もいつも通り使ったら、やはりやる気が回復してきた。


そこで、今まで見てきたテレビドキュメンタリーなどを思い出したりした。そういえば、野生には動物が土などからしみ出す塩をなめる場所があり、いろんな種類の動物が舐めに来る映像を見たことがあったことを思い出した。夜中の映像で、象も舐めに来ていて、恍惚とした表情だった記憶だ。

もしかして塩はただ減らしたり塩断ちすればいいものではなくて、逆に集中力などには必須のモノではないかと思って、ネットだけど調べてみた。

すると、塩、すなわちナトリウムは、脳の神経伝達に大切だし、また、集中力に必要なビタミンB1はナトリウムがないと吸収されない、とのことだった。

ドキュメンタリーで見た野生動物が塩を舐める場面も、ネットで記憶そのもの場面は出てこなかった。もっとも、やはり野生動物が塩を舐めに来る「塩場(しおば)」というのは、野生の世界にあるとのことだった。例えば、ボルネオ島北部マレーシア・サバ州の熱帯雨林や、日本でも鹿塩(かしお。長野県)がある。

塩って、減塩とかで悪くばかり言われてるイメージだったけど、動物には必要であり、人間である私にとって、仕事を集中して行うためには必須のものだったんだ、と認識した。

もちろん病気や体調で減らさなければならない方もいる。

またいくら必要だからって、取り過ぎたら逆効果だ。

そこで、適量も調べてみたら、成人女性で1日約6.5g(小さじ1)と書いてあるものが多かった。

なので、家の計量スプーンで小さじ1の塩を測って、一日分を実感してみた。三食だとこれの3分の1か。摂り過ぎず、でも確実に摂るようにしよう。


んで、これは体の話。アイドルファンにとって、メンタルや人生の塩は、もちろん推しである。私にとって三宅健くんをはじめとした元V6のメンバーは、人生にかけがえのない塩である。ただしこの塩はいい塩梅には摂れそうにはない。


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