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#1 「竜馬がゆく」【1巻】

読書ってなぜしますか?

たのしいから、面白いから、勉強のため、暇つぶしなどなど、色んな理由があると思います。

私は、何か自分にプラスになることを得たい!という理由です。

せっかく読書して知識を得たり思考を巡らせたならばそれをアウトプットしたいを思い読書レビュー始めます! #1#2#3、、、∞ 目指します。

よかったら付き合ってください!

本は上司です。

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社長の言葉に感銘を受け読書という行動に対して考え方が変わりました。学びとしての読書をしたいと思い、今まで自分の好きなジャンルを読むのが好きでしたが、

尊敬できる人や面白い考え方の人のおすすめ本を読むこと

は自分の知見をさらに広げられるチャンスであり、楽しいことだと考え、今回は社長のおすすめである司馬遼太郎作の”竜馬がゆく”を読んでレビューしたいと思います。

はじめに

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簡単に一巻をまとめると、外に遊びに行くといじめられ、学塾に入ればその師匠に見放されていた竜馬めちゃめちゃ成長する話である。

坂本のはなたれ〜覚醒〜

竜馬は生まれたときから背中一面に旋毛が生えていたことから馬でもないのに、たてがみが生えていると面白がられ竜馬と名付けられが、、、

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12歳になってもおねしょをしたり、鼻をたらしていたり、学塾に入れても泣いて帰り、周りからは坂本のはなたれ・泣き虫・寝小便などと呼ばれていた。

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そんな竜馬にも見方はいた。姉の乙女とひょうきん者の源おんちゃんである。源おんちゃんは竜馬に謎のあざがあることから日本一の剣術師になるという。14歳の時から道場に通い、それが終わると乙女と打ち合いをし、剣士の鍛錬に励んでいた。入門してから5年間で身長も伸び、顔つきも変わり、19の時道場の大試合で強者に勝ち、竜馬は強いという評判が城下にたった。

そんなこんなで覚醒した竜馬は、江戸へ剣術修行に旅立つことになる。竜馬覚醒物語はここから始まる…。

江戸の千葉道場

江戸に行く道中で後の人斬り以蔵(岡田以蔵)に襲そわれるも、話を聞き助けたり、泥棒を家業にする寝侍ノ藤兵衛に出会う。寝侍ノ藤兵衛は竜馬を伏見の寺田屋に連れていくがそこには妙な客がおり、その人物は今後竜馬を悩ませる人物である。

ちなみに、寺田屋の女将はお登勢

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そんなこんなしながら北辰一刀流千葉貞吉道場に入門した竜馬は、1つ上の千葉重太郎と剣を合わせめきめきと成長する。

そんなとき、、、、、!

黒船ペリー登場

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嘉永6年6月3日。アメリカからペリー率いる黒船がやって来た。幕府は芝・品川に屋敷を持つ大名に海岸防備を命じ、竜馬もこの警備に加わった。竜馬は船が好きで黒船に乗り動かしたいと思っていた。この時から、日本史は幕末の風雲時代に入り、攘夷論が生まれた。

二十歳と女

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竜馬は20歳になり、ますます男前に成長する。しかし、色情に溺れるなという父との約束もあり、童貞であった。

19歳の時に、泥棒の藤兵衛に頼まれ、遊女冴えの仇討を手助けしようとした際、冴えに襲われそうになり、初めては冴えが教えると約束していた。

また、道場の娘であるさな子は秘かに竜馬い好意を持っており、冴えとの関係がばれ、いつもお小言を言ってくるようになった。

そんなある日、藤兵衛のにはめられ、冴えの誘惑に負け童貞を捨てかけたが、その時、大きな地震が起きたのである。竜馬は、これを自分の惰弱に対する天の怒りと受け止めたそうである。

この地震を土佐では寅の大変といい、土佐が壊滅したと聞き、竜馬は約2年ぶりに帰郷した。実家も無事であったが父親の頼みでもあり、割と長く実家で過ごしていた。

江戸から帰ってきたということと、黒船のことが知りたい町民達は竜馬のもとへ話を聞きに集まっていたが、突然身分の高すぎてとても綺麗でで竜馬からしたら女神のようなお田鶴が訪れる。嫁入りはしたくないが、竜馬が好きだと言う。そして、夜這いに来ないかと誘われたのである。

竜馬は、夜這いに出かけるが途中で竜馬になつく若者に出会い、勘違いをされたために、なぜかお徳という噂にしか聞かない、顔も知らない女の家に忍び童貞を捨てた。

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モテていた竜馬の初めては顔も知らない女にとられたのであった。(笑)

他の女たちがそんなこと知ったらこんな状況になりそうだ。

ちなみに結果として竜馬は今のとことお嫁を貰う気は全くない。

桂との出会い

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竜馬は、20歳のとき長州藩の者に、士気を鼓舞するため剣術試合を申し込まれ三浦半島の南端にある三田村の長州陣屋に向かった。圧勝し、帰宅の際に出会ったのが長州藩士の桂小五郎である。

この時、桂は坂本の2つ上の22歳で、共に酒を酌み交わし語り合いあった。

その時、2人は手を握り合って「やろう」と誓い合った。これは、今後の日本に困難がやってきた時、お互い立ち上がり戦おうという事であった。この時から2人は固い友情に包まれていた。

そして再開するのは、約4年後の竜馬が23歳の時である。

諸流選りすぐりの剣士による2度の大試合が行われた。安政4年10月3日、剣士が104名集まり、竜馬と桂も次々と強者を倒し、遂に桂VS竜馬の試合が行われた。

桂の意表をつき、竜馬が勝利したところで”竜馬がゆく””一巻が終わる。

おわりに

竜馬がゆく1巻は、ダメダメだった竜馬がと出会いどんどん成長していきながら、様々な人と出会い多くの経験をする物語でとても引き込まれた。また 、時代小説なのに女絡みの話がとても多かった。

竜馬という男は、なぜか人を引き込ませる魅力を持つ者であった。自分の考えを曲げずに生き、20代前半は鍛錬に打ち込む姿は、とてもかっこいいと思う。私も社会人として20代は竜馬のように覚醒できるよう日々鍛錬していきたい。

また、1巻の中で一番好きな文章は、

武市『おんし、なんじゃい』、竜馬『坂本竜馬じゃ』

武市に武士の坂本としての性分に対して質問された際に、自分は坂本竜馬と答えるシーンである。

武士であるとか町人であるとかそういうものはこの世の借り着で、正真正銘なのは人間一匹の坂本竜馬だけである。

竜馬の一生を通しての思想である。かっこいい!

私も社会に出て働くが、○○会社の小野さんではなく人間一匹の小野穂香として選ばれ続ける人材になりたいと思う。

まだあと7巻もある”竜馬がゆく”の竜馬からこの自粛期間にたくさん吸収したいと思います。次回もレビュー書きます。














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