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起業への道 天使たちのリースの物語(2)


今回は、知っているようで知らないリースの世界についてお話します。


引用の文章は、リース土台の実用新案を取得するために、弁理士の先生方が考えてくださった文章の一部です。

特許庁に申請する際、背景技術などの説明文が必要でした。

格調の高い文章を、お楽しみください。


「リースとは?」

生花あるいは造花を環状につくったもので、表彰または慶弔の意を表すために用いる。
西洋では花輪は英語でガーランドまたはリースとよばれている。


「リースの歴史」

どちらも起源は同じで、リースは勝利者に贈る花冠の意味にも葬儀の花輪の意味にも用いられる。

古代には、冬にも葉を茂らせている常緑樹は魔法的な力をもっていると信じられていて、多くの民俗を生み、ギリシアでは初期には常緑樹を魔除けに用いていたが、後に、花を加えて花冠、花綵(はなづな)、花輪をつくるようになり、ローマ時代には花冠(corona)が勝利者のシンボルのほか宴会あるいは葬儀に広く用いられるようになっている。


いかがでしょうか?

起源は、ギリシャ・ローマ!

リースが時空を旅して、現在にもその姿を残していることに、感動さえ覚えます。

リースは縁起物だったんですね。(葬儀にも用いられていたようですが)。

現在の日本では、まだまだリースという言葉の浸透がなされておらず、何かのレンタルと間違われてしまうことも度々です。

「リースという文化」を宗教に関係なく広く伝播させるのも、私の役目と考えるこの頃です。

渡部貴久美

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