ゴロリ

そうだったらいいのにな

ゴロリ

そうだったらいいのにな

最近の記事

君が笑ってくれるなら

去年、うさぎを飼い始めた。 とにかくかわいいのである。何をしていてもkawaiiの大渋滞。食べて、遊んで、食べて、寝て、食べて、食べて…薄々そうじゃないかとは思っていたがお店の人も言っていた通り、我が家のうさぎは食欲旺盛な方らしい。みんなそうなんかな。他のうさぎと比べたことがないからよくわからんけど。うさぎはずっと前歯が伸び続けるので歯が伸びすぎないためにもしっかりと牧草を食べさせないといけないのだが、前歯無くなるんちゃうかと思うくらいずっと牧草を食べている。 そんな感じ

    • 答え合わせは何年後?

      麺類は子どもに人気とよく聞く。激しく同意である。休日の昼食に何か簡単なものを作ろうかと聞くとほぼ毎週「お昼ごはんはカップヌードルがいい」と言われる。日清さんには足向けて寝られませんわ! 娘は赤ちゃんの頃から麺類大好きで、今でも外食ではほぼ毎回うどんかパスタを食べていて、「夜ごはん何にしようかな〜」と言うと「うどん!」「パスタ!」「焼きそば!」といろんな麺をリクエストしてくれる。余談だが娘は割と苦味難易度高めと思われるピーマンなども好きで、一番好きなおかずはピーマンの肉詰め。

      • あの頃の歌

        先日、ネットニュースを見て驚いた。KANさんが亡くなった。 結婚するよりずっと前、まだ実家に住んでいた頃に姉がKANを好きでよく聞いていた。私の部屋より広くて過ごしやすいという理由でKANの歌が流れる姉の部屋によく入り浸っていたので私にとっても身近な、遠い親戚のおじさんくらいの感覚(距離感よ)の方の訃報にショックを受けた。 CDは持っていなかったけど久しぶりに聞きたくなり当時姉の部屋で聞いて素敵な曲だな、と思っていたプロポーズという曲をSpotifyで聞いてみた。 その

        • 新メンバーを紹介するぜ

          娘の熱いリクエストで、うさぎを飼うことになった。ホーランドロップという種類の、耳のたれたうさぎだ。 カメにインコに魚、いろんな動物が既に家にはいるけれどうさぎを飼うのは初めて。飼い方や必要なグッズはお店で教えてもらって揃えたが、いざ実際に家に迎えてみるとそこには今まで知らなかったうさぎの世界が広がっていた。 まず、トイレ問題。うさぎといえばピョンピョン歩きながらそこかしこに糞をするものだと思っていた。だがしかし、教えたわけでもないのに家に来たその日からちゃんとトイレで用を

        君が笑ってくれるなら

          輪切りの私

          あっという間に1週間が過ぎてまた診察の日がやってきた。MRIの結果を聞きに行く日である。 予約票を窓口に出し待合室に腰掛ける。ボンヤリしているといきなり盛大にむせてしまい、むせと戦っているうちに順番が来たようで名前を呼ばれた。 診察室には先日とは違う先生がいて、それじゃあ先日のMRIの画像と所見を一緒に見ていきましょうということに。初めて見る自分の輪切り画像。背骨が写っているのを見て当たり前だけど自分は本当に人間やねんなぁとしょうもないことを思う。そんな私のしょうもない心の

          輪切りの私

          精密検査をしよう

          あっという間に2週間が過ぎ、初めての診察の日がやってきた。紹介状で画像データなどはあるけどもう一度見せてくださいね、てなことで数ヶ月ぶりのエコー。 エコーの結果やはり悪いものである可能性は低いそうで、おそらくチョコレート嚢胞と言われるものだと思われますと先生がカルテに入力する文字をぼんやり見ていると「5.6センチ」と書いているのが目に入った。大きなっとるやないかい。6センチからは手術適応と健康診断の先生が言っていたことを思い出し、あと4ミリやないのと内心少し動揺する。「とり

          精密検査をしよう

          電話をしよう

          健康診断から数週間後、忘れた頃に健康診断の結果と紹介状が「提携の大きな病院で診てもらえるからここに電話してくれよな!(意訳)」という診察の予約専用ダイヤルの書かれた説明の紙と共に送られてきた。 さて、前回「卵巣が腫れてる」と言われて驚いた私だったが卵巣嚢腫が比較的よく聞く命に別状のない病気であることと「多分様子見になると思うけど」とも言われたこと、そしてその頃家族全員でインフルエンザにかかったり学級閉鎖で子どもがずっと家にいたりとバタバタしていたこともあり、なんとなく紹介状

          電話をしよう

          健康診断に行こう

          今年は自分をもう少し大切にしよう。年が明けたときになんとなくそんなことを思った。普段からこれ以上なく自分に甘い人間であるためどの口が言うねんという感じではあるが、甘やかすことと大切にすることは違うのである。 手始めに、もう何年もパスしてきた健康診断を受けてみることにした。旦那や子ども、更には親にまで健康診断を受けるよう心配されているからだ。今まで病気というような病気をしたことがないとはいえさすがに体に色々とガタが来るであろうお年頃。元気であるというお墨付きをいただいたら皆安

          健康診断に行こう

          おやすみ前の褒めバトル

          娘はいつもぬいぐるみに囲まれて眠りについている。ベッド内の面積は半分以上ぬいぐるみ達に占められて狭そうに見えるけど、娘はこれが落ち着くんだそうな。(オカンはシーツ替えるの大変やけどな!)私も小学生の頃はたくさんのぬいぐるみに囲まれて縮こまって寝ているといつも家族から笑われていたので娘の気持ちはなんとなくわかる。 小さい頃のように眠るまで横にいたりはしないけど、出来るだけ夜は一緒に部屋まで行って少しおしゃべりしてからおやすみをするようにしている。小学生特有の「パンはパンでも食

          おやすみ前の褒めバトル

          ピンチのときに思うこと

          息子は、とても怖がりだ。おばけ、ゾンビ、自然災害、疫病、暗いニュースなどなどオールジャンルの事柄に日々怯えている。 幼児の頃に比べて頻度は減ったが予防接種やアレルギー検査の採血も毎回行くまでの憂鬱がえげつない。私だってもうどこから見ても大人だけど注射は憂鬱なので気持ちは分かる。 そんな怖がりの息子が、少し前に流行りのアレに感染してしまった。この2年間ニュースを見るたびに怯えていたあの病気。 朝はいつも通り登校していった息子が下校したとにきはすっかり元気がなく、 「頭が痛

          ピンチのときに思うこと

          歯医者は未知のワンダーランド

          少し前に、マウスピースを作ることになり歯型を取りに行った。 息子が以前歯列矯正を始めるときに付き添いで歯型を取るところを見ていたので「フフン、あのピンクのガム的なやつをベチャァってするやつでしょ」と余裕で臨んだ。どんなことをするのかを事前に知ってるか否かで心の余裕は随分と違うものだ。 先生から前回痛んでたところ(歯が捻挫したような状態というパワーワード)の様子を聞かれ、今はもう無痛であることを伝える。「では」と先生が言ったので続く言葉は「型取っていきましょう」であると思っ

          歯医者は未知のワンダーランド

          悔しくないけどザブングルになっていた私

          先日、歯のメンテナンスのため歯医者に行ってきた。 担当の衛生士さんが「ゴロリさん、今回もとっても綺麗に磨けてます!(褒め上手)」と言いつつ毎回渡してくれる検査結果に磨き残しの項目があり「磨き残し◯%」と円グラフが書かれているのだが、これが毎回4%前後を行き来しており普段は適当な歯磨きしかしてねぇクセに歯医者の日が近づくと衛生士さんをガッカリさせたくない気持ちと次こそは磨き残し0%のグラフを見たいと言う見当違いな使命感に燃えてガッシガッシ歯を磨いて当日に備えるわけで。 その日

          悔しくないけどザブングルになっていた私

          そこに私はいませんと思っていたけれど

          なんでだったかは忘れたが、旦那とお墓の話になった。多分浜村淳のCMでも見たのだろう。お墓のことを考えるにはまだ早いような気がする微妙なお年頃の我々。私も旦那も特に決まった信仰はなく、私は子どもたちに将来墓の心配をさせるのが嫌だしそもそも死んだら無になるという考えなので「墓はいらん、どこかの海に撒いてくれたらいい」という話をした。どこでもいいけど日帰りで来られるくらいの遊びに来たついでに来られるような所に、自分が死んだら骨を撒いてほしいと思っていた。 私たちは二男二女のお気楽

          そこに私はいませんと思っていたけれど

          かわいいグラスを買ったら生活が華やいだ話

          食器やインテリアを見るのが好きだ。でも、見るだけ。だって素敵な食器やインテリアってそこそこのお値段がするし、お手入れも大変。ガサツな私には身の丈に合わない高嶺の花なのだ。 2年ほど前に、カルヴァドスというりんごのブランデーを好きな旦那がブランデー用のグラスが欲しいと言ってふらっと立ち寄った雑貨屋さんで晩酌用のグラスを買った。高価な物ではなかったけど、気に入ったグラスで飲むお酒はおいしい、ゴロリも気に入ったグラスを見つけたら買うといいよとよく言われていた。 そうやなぁと言い

          かわいいグラスを買ったら生活が華やいだ話

          10個の小さい宝石

          娘は赤ちゃんの頃から指しゃぶりをするタイプの赤ちゃんだった。寝入るのが苦手な息子の寝かしつけに一通り苦労してきたので眠くなったら親指を吸って自分で眠りにつき、途中で起きても慌てて口に親指を入れて再び眠る娘を見て度肝を抜かれたものだ。 親心とは勝手なもので、指しゃぶりでセルフねんねする娘の睡眠事情をありがたいと思ったのも束の間、今度は“指しゃぶりはやめさせるのが大変説”にぶち当たる。物理的に離せるおしゃぶりとは違い、自分の指はなかなかやめづらくその結果出っ歯になる的なアレです

          10個の小さい宝石

          今、そこにある危機

          ここ数年、寄せては返す波のように浮かんでは消えていた私の中の疑惑が最近確信に変わりつつある。 ワイ、前髪ハゲてきてる。 元々が剛毛・多毛・うねりの三重苦でサラサラとは程遠いたくましき非モテヘアーだった私。今でもどちらかというと毛量は多い方なのでハゲたと言うより分け目が心なしかデカくなったという方が近いのかもしれない。しかし過疎化が進んでいることは紛れもない事実であり、その上前髪に白髪が集中して生えているので根元の白髪が頭皮の色と同化して必要以上にハゲて見えるという悲しい事

          今、そこにある危機