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ブランドは発信するすべてのものから創られる

先日、たまたまある人とオフィス街を歩いていたら、その方がなかなか面白いことを言っていた。

「なんか、スタバのコーヒーを持ちながら歩いているとかっこいいけど、コンビニのコーヒーやドトールのコーヒーを持っているとダサく見える」

このイメージが何を意味するのか。

スターバックスは、「人々の心を豊かで活力あるものにするために、ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」というミッションを掲げている。

一杯のコーヒーを通じて目の前にいるお客様と誠実に向き合い、言葉と心を交わす。

ペーパーカップやタンブラーを手に街を歩くスタイルや、家でも職場でもない「サードプレイス」というコンセプトで、時代ごとの空気をつぶさに感じ取りながら、新たな価値を生み出し、文化を育んでいる。

お客様一人ひとりの暮らしに溶け込んだ、心あたたまるひとときを届けると共に、コミュニティ(地域社会)へポジティブな影響を与え、人間らしさを大切にしながら更なる挑戦を続けている。

そんなスターバックスの店づくりが普通の家のような作りだったら・・・・。

店のイスがパイプ椅子だったら・・・・。

店の明かりが蛍光灯だったら・・・・。

働く人たちが不愛想だったら・・・・。

コーヒーが家で飲むような普通のコーヒーだったら・・・・。

店づくりが奇抜なショッキングピンクか何かで彩られていたら・・・・。

カップがホームパーティーで使うような紙コップだったら・・・・。

などなど、その店のブランドは、発信される、人、物、全てから発信されている人に投影されたイメージなのだろう。

逆を言えば、ブランドとは、マーケットに投影されたイメージ、それがブランドなのだ。


よって、ブランドは、まずはマーケットの、

・どのような人たちに、

・どのようなイメージを持ってもらいたいのか?


そのために、

・どのような場所で

・どのような商品を、

・いくらくらいで、

・どのような人たちが、

・どのように提供するのか

そう設計していくと、おのずと経営戦略も見えてくるのではないだろうか。


あなたの会社は、マーケットの、どのような人たちに、どのようなイメージを持ってもらいたいのか?

そこから逆算をした経営戦略を立てられているだろうか。


(追伸)

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