評価制度導入を成功させる5つのポイント

最近、評価制度導入に関する相談が増えてきました。

そこで、評価制度導入を成功させる5つのポイントについてお伝えをさせていただきます。


あなたの会社にも評価制度が存在すると思います。

えっ!まさか存在していないという会社がありましたらそれは危険信号です。

戦略と予算とキャッシュフロー、そしてこの評価制度は成果を上げる4点セットですから。


まずは、いつまでに何をどうやるのかという戦略を決定し、その戦略に対して、いつどれくらいの売上が上がり、どれくらいのコストがかかり、どれくらいの利益が見込めるのかという予算を作成します。

そして、その予算計画書を元にどうキャッシュの動きがあるのかキャッシュフロー計算書を作成し、最後にその戦略を誰がどの部分を担当してやり抜くのかという役割分担をして、それぞれがそれを成し遂げたらどうなるのかということを評価制度に落とし込むというのが基本的な流れです。

もし、評価制度がないということは、自分がいつまでに、どんな行動を起こして、どんな成果を出したら、どんな評価をしてもらえるのかが分からないまま仕事をしている人達がゴロゴロしていることが想像できてしまいます。

「いやっ、うちは評価制度などないがそんなことはない」

とおっしゃる社長様もいるかもしれませんが、「知らぬは社長だけ」というのが、いろいろなアンケート結果から考えるとどうやら現実のようです。

ところが、評価制度はあるが上手く機能していないという会社様も結構あるのが現実です。

そこで、今日は、評価制度導入成功の5つのポイントをお伝えします。

1)
まずは、部下を持つ上司自らが内容を理解して自分の言葉で部下に話せること。

2)
評価内容に従業員の納得感があること。

3)
従業員の成果が「点」になってしまうことなく、会社の戦略と「線」でつながれていること。

4)
評価制度の内容は、各個人の身に降りかかってくることなので、自分にとってマイナスと判断した従業員は抵抗勢力となりえますが、自信を持って導入を決定したのであれば徹底してやりぬく信念を持つこと。

5)
導入に成功をしたらそれで成功ではなく、現場の納得感が得られるよう常によりいい物にしていくために、メンテナンスを欠かさないこと。

私は一番のポイントは2)だと考えています。

どんなに素晴らしい評価制度でも、従業員が納得していなければモチベーションが下がり、業績に悪影響が出ます。


逆に、他社から見ればどんなにできの良くない評価制度でも、それによってモチベーションが上がり、従業員が頑張って自己の成長を実現し、会社の業績が向上すればいいわけですから、制度の良し悪しよりも「納得感」が必要なのです。

そんなに難しく考えず、以上を守れば機能します。


あなたの会社には、従業員にとって納得感のある評価制度はありますか?

そして、より良くしていくために、従業員の声をマメに拾いながら見直しをしていますか?


さらに詳しい情報に興味があれば、もっと深い内容を知りたい場合は、
https://www.leaders.ac/

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