パンプキン_カフェ

2019年を振り返る - 今年、本を通して私が影響を受けた人物

年の瀬ということで、この1年を振り返りたいと思う。

2019年を振り返る前に、前年2018年の私の目標と達成具合を見ていただきたい。

画像1

・・・。見ての通り、ひどい有様であった。

これを受けて、2019年に設定した目標がこちらである。

画像2

甘い・・・!甘すぎる・・・!

前年の目標の全滅具合から、かなり数も減らし、自分に甘い目標設定となった。
なので、今年はさすがに目標達成しようと、ひとまず1つ目の目標である「本」にたくさん触れた。

そう、「読んだ」のではない。「触れた」。(悉く甘い!!!)

一言一句余さず読んだ本は少ないが、たくさんの本にとりあえず触れてめくって、自分にひっかかるワードを拾ってきた1年だった。

そこで今回は、2019年に私が触れた本の中で、印象に残ったもの、著者を紹介したいと思う。

『日本再興戦略』落合陽一

もともと落合陽一という人物が気になっていた。
同年代で、なんかすごい人らしいが、どうすごいのか、何をしている人なのか良くわかっていなかった。

こどもを寝かしつけて、そのままベッドで動けない身体で暗がりの中、何気なく眺めたkindleで「日本再興戦略」を目にした。

すると、わかりやすい言葉でなんと面白いことか。
身体は動けないのに目と頭だけ冴えていった。

そこからは他の書籍にも触れてみたり、WEEKLY OCHIAIなんかの動画もいくつか観たりした。

彼の唱える「ワークアズライフ」(=無理なく自然な仕事と生活の一体化)は、働き方改革を考えるうえでも押さえておきたい。

『マイクロソフト伝説マネジャーの世界No.1プレゼン術』澤円

澤さんのことも、もともと知っていた。
が、ネット記事でなんとなく知っているだけだったので、今年、うちの会社のイベントで初めて講演を耳にしたことをきっかけに、書籍にも手を出してみた。

澤さんは「命がけでプレゼンをしている」と言う。
大勢の人の時間を頂戴してプレゼンをするのだから、命がけだ、と。

その言葉も決して大げさではなく、聞いた人は必ず何かを得て帰るはずだ。

良いプレゼンとは

・聴いた人がハッピーになる
・聴いた人から行動を引き出す
・聴いた内容を他人に言いふらしたくなる

話したいことを話すのではなく、「聞かなければならないこと」を話す。
うーむ、がんばろう!

『Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書』清水淳子

ネットで流れてきた「(グラレコにたどり着くまでは、メディアアーティストの)ライゾマみたいな作品が作りたくて~」というワードを拾って、興味を持った。
(私自身、メディアアートにあこがれて何を血迷ったかIT分野に足を踏み入れてしまった人間なので、なんだかわかりみが深かったのである。)

グラレコにももともと興味があった。
が、「かえってわかりにくくないか…?」とも思っていた。
しかし書籍に触れたことで、後から見返すだけでなく、議論中のファシリテーションとしての役割もあると知ってナルホドと思った。

それからはSchooで清水さんの講義を受けてみたり、グラレポを練習してみたりと、まだまだ特訓中。

画像3

箇条書きからなかなか脱却できない課題もあり、Schooで清水さんが紹介していた『新人コンサルタントが最初に学ぶ 厳選フレームワーク20』なんかにも触れたりした。

今ちょうど触れているのは

及川卓也さんの『ソフトウェア・ファースト あらゆるビジネスを一変させる最強戦略』をめくったりしている。

組織文化、評価制度、キャリアパス、かなりいろんなファクタがぎっしりと詰め込まれていて、それぞれの章だけでも1つの本になりそうな濃さだ。

身近な課題であるシステムの内製化の話や、外部リソースを使っても問題ないパターンなどについても書かれている。

外部リソースを使っても問題ない場合は、

・誰が作っても差異のないソフトウェアの場合
・開発上必要だが一度しか使わないソフトウェアの場合
・OSSを活用する場合

ふむふむ・・・。

ぜひ経営者層に読んでほしい1冊。

さいごに

他にもいろんな本に触れた。(料理のレシピ本や、小説なんかも。)
しつこいようだが、「読んだ」ではなく「触れた」。
ただ、それだけでもとても中身のある1年を過ごせたような気がする。

来年の目標はまだ立てていないけど、読書会とかに取り組んでみるのも良いかもしれない。

余談

ちなみに2019年の2つ目の目標であった「ボヘミアン・ラプソディのバラード部を(ピアノで)弾けるようになる」は、(言うまでもなく昨年観た映画の影響であるが、)なんとか練習して無事(?)会社の音楽サークルでへたくそなりに披露することができた。
そして「全部弾けるようになる」じゃないところがまた甘い!!!


この記事が参加している募集

推薦図書

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?