見出し画像

ギブ・アンド・テイク

『GIVE&TAKE〜「与える人」こそ成功する時代〜』

この本の中では,


・「与える人(ギバー)」
・「受け取る人(テイカー)」
・「帳尻を合わせる人(マッチャー)」


の三つに人の特性を分類しています。

そのような特性を持つ個人が、どのような行動をとるのか、それがどう相手に影響を与えるのか、についていくつかの事例をもとに分析しています。


●ギバーはテイカーに搾取され、

●短期的にはテイカーが最も得をする、

●長期的にはマッチャーが良いなど、

ペイフォワードの生き方を志す人にとって示唆に富んだ内容となっています。


私自身は今まで、自己犠牲的なギバーの一面が多々あったなあと、なるほどと思いながら聞きました。

小さな頃から、キリスト教の自己犠牲的な愛について学んでおり、心に染みついていたからです。(随分前に辞めましたが。。)

最近まで、相手に与え続ければ、いずれ何らかの形で帰ってくると思っていました。

確かに、期待以上に返ってきたことも沢山あります。

しかし、聖書の

「与え続けなさい、そうすれば与えられます。」

という言葉があり、とても好きな言葉なのですが、

中には、↓ ↓ ↓ 私の経験 ↓ ↓ ↓

「 与え続けなさい。そうすれば吸い取られます 」

という人が実際にいるんですね(笑)

笑い事ではないですが、実際に結構います。

いわゆる、テイカー、くれくれ人間。

与えようとしない人。

「戦略なきギバー」は捕食されるが、広い視野、高い視座を持ったギバーは高いパフォーマンスを発揮する。

この本のメインメッセージは、「どうすれば戦略的なギバーになれるか?」ということではないでしょうか。

1. ギバー、テイカー、マッチャーの3分類


 その内容に入る前に、まず「ギバー」「テイカー」「マッチャー」について簡単に紹介します。

●ギバー・・・人に惜しみなく与える人。自分を犠牲にしてまで人に尽くす自己犠牲型のギバーと相手によって自分のスタンスを変化させる他者志向型ギバーがいる(本書では他社志向型ギバーを最もパフォーマンスの高いギバーとして提示しています)。

●テイカー・・・真っ先に自分の利益を優先させる人。与えるより受け取ることの方が多くなるように行動する。愛想が良く気前が良いテイカーもいるが長期的に見て自分がどれだけ受け取れるかで自身の行動を決めている。

●マッチャー・・・損得のバランスを考える人。相手によって自分のスタンスを変えていく。相手がギバーならギバーとして振る舞い。相手がテイカーならテイカーとして振る舞う。与える量と受け取る量の一致を目指す。

これがアダム・グラントさんの三つの分類です。

(過去の私です ↓ ↓ ↓)

実は、ギバーは自分の仕事を後回しにして、人の仕事を手伝ったりするので自分自身の仕事のパフォーマンスはそれほど高くないことがあります。

個人的に思うこと

 私自身は、3000人以上の方々と関わらせて頂き、

ある意味時間を削って、本当に多くの方に、

話すことに関するアドバイスを行っていました。

ボランティアにも沢山参加しましたが、やはり自分自身が余裕がないと

本当の社会貢献は難しいのも経験しました。

50歳となって、自分の時間には限界があることも感じています。

今後、テイカーの方は避け、ギバー、マッチャーの方と、

レッスンや、仕事を一緒に出来るご縁があればと、思います。

私も相手の方に貢献できるようにしていきます。

今回の、ギブアンドテイクの話は印象に残りました。

以前に、相手の方に、敬意を払う。

ということを書きましたが、

お互いが、尊敬や敬意を持って接していける人間関係を構築できればと思います。

搾取、ではなく、与えあえる関係。

レッスンを受けられる方に、私の価値観、考え方を知っておいていただければ幸いです。

ギバー、テイカー、マッチャー、皆さんはいかがでしたか?

よろしければサポートをお願いします。役に立つ情報発信や活動費としてありがたく使わせて頂きます。