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看板の文字がもう読めない

 台北では看板の文字がもう読めなくなっているのに、放ってあるお店を割とよく見かける。台北で生活していると、台北の人と東京の人とではお金を惜しみなく使う部分とお金をケチる部分が随分と違うなと感じることがいろいろある。こういう商店の看板もその一つだ。古くなって、文字が読めなくなっているのにも関わらず、長く放ってあったり、自分の店の看板を出さず、以前の経営者の店舗の看板(それも何代も前だったりする)がいまだに掲げられていたりする。古い看板を撤去し、新しい看板を出すのには申請事から、設計費、工事費までお金がかなりかかるのだろうが、よく何もしないで放っておけるなあとずっと疑問に思っている。

 ちなみにこの写真の店舗は台湾料理系の食堂で、肉羹飯 (bah-kinn-pn̄g/豚肉のとろみスープ、中にライスが入っている)とか滷肉飯 (lóo-bah-pn̄g/豚細切れ肉の醤油煮込みのせご飯)を販売している。

すでに読めなくなっている看板
肉羹飯 (bah-kinn-pn̄g)
滷肉飯 (lóo-bah-pn̄g)

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