片倉佳史さんとの台湾グルメ対談

昨晩は家庭では食べることがあっても、飲食店ではあまり見かけない油麵とビーフンの両方を半分づつ使った麵料理の話をしました。

以下はここ最近の片倉佳史さんとの対談です。

焼きそば？汁なし和え麵？

　昨晩、自宅近所に最近できたばかりの小さな食堂に行って食事した。以前、店の窓ガラスに貼ってあったメニューを見てずっと気になっていた店だ。なぜ気になっていたかというと、それぞれのものが台湾系の料理であり、値段が安かったからだ。メニューに乾麵と書かれてあったものを頼んだ。乾麵と書かれたものはスープなしで、具もほとんど入っていないシンプルな和え麵(混ぜそば)のこと。この店は口頭で注文するのではなく、注文

片倉佳史さんとの最近の対談、その２

片倉佳史さんとの最近の対談

先週の木曜日に片倉佳史さんと台湾南部の一部でしか食べられない独特の麵、豆菜麵(tāu-chhài-mī)について対談しました。

豆菜麵(tāu-chhài-mī)は台南と嘉義の境界地域一帯の名産で常温で食べる和え麵料理。一説によると 1920年代にはすでに存在し、涼麵 ( 戦後に流行し、朝食の一つとしても定着している中華涼麵 ) のルーツの一つしれないとも言われている。