見出し画像

少年サッカーチームの指導 vol1

今回は、私が昨年お世話になった少年サッカーチームでの指導について書こうと思います。

まず、チームについて、ざっくりと紹介すると以下の通りです。

①土日の週2回活動(練習時間は2時間)
②練習や試合の参加は強制ではなく、各家庭判断(受験による塾通いなどもある為)
③コーチ陣は基本的にお父さんコーチ
④県大会出場レベルのチーム

その中での私の役割は
①6年生担当
②練習メニューの作成及び練習指導
③試合のメンバー決め

このため、基本的に土日は、自分の試合と被らない限り、チームの練習や試合に参加していました。

ざっくりとチーム紹介を終えたので、指導について書いていきたいと思います。

私が最初に取り組んだことは練習や試合での選手の長所、チームの長所をメモすることでした。

一見、当たり前のように思う方もいるかもしれません。しかし、私と初めて接する選手達なので、今まで指導していたコーチ陣が思っていた良さとは違う、新たな良さを発見することが出来ます。

このメモを活かした例として、練習試合のメンバーをAとBをミックスさせたり、ポジションも普段とは違う所に入れ、多くのポジションを経験させました。

一個人の意見を挙げさせてもらうと、小学生年代は多くのポジションを経験させることが重要だと思っています。

多くのポジションをこなせる選手の方が試合に出場出来る可能性も高くなりますし、チームとしても戦術の幅が広がります。

ただ、私が多くのポジションを経験させる1番の理由として、選手のポテンシャルを最大限に引き出したいからです。

当然、ただポジションを経験させるのではなく、メモに書いた選手やチームの良さを活かせれるようにポジションを変えています。

このことは、小学生年代に限らず、全てのカテゴリーの指導者が心がけていることだと思います。
(例を挙げると、日本代表で活躍している長友佑都選手は、大学時代にボランチからサイドバックにコンバートされ、ポテンシャルが開花しました。)

ここで、注意しなければいけないのは、ポジションを変える意図をしっかりと選手に伝えることです。

小学生年代では、普段とは違うポジションである為、多少なりとも不安や疑問を持つ選手が出てくるかもしれません。

その際に、指導者が選手に期待すること、チャレンジして欲しいことを伝えることで、選手が自信を持ってプレーすることができ、良い結果が出ます。

当然、カテゴリーが上がれば、「なぜ、自分がこのポジションに入るのか」と選手自身で考えさせることも大事です。

長々となりましたが、この辺りで「少年サッカーチームの指導#1」を終わりたいと思います。

今回は、チームの指導を行うにあたって、私自身が取り組んだことや大切にしている考えについて書きました。

次回は、この考えを踏まえた上での練習や試合でのアプローチについて書こうと思います。
(内容変わるかもしれませんが…笑)

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?