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アジア転職の奮闘記①

つい最近まで元営業マンの日雇い労働者として、noteで投稿をしていました。

これからのキャリア、自分の理想のライフスタイル等を考えるうちに、再び企業に再就職したいと思い、就職活動を始めた。

当初、自分の関心が高いカメラ・映像業界も採用選考の書類を応募したが、未経験者へのハードルの高さや写真撮影の方向性の違いから、徐々に一般企業への就職活動へと方向転換。

そして、カメラ以上に学生時代から興味が強かった、アジア転職活動を始めることとなった。

外国語力ほぼゼロのぼくがアジア転職活動で感じたことをお話していきたいと思います。




■語学力が絶対必要なわけではない。

海外転職というと「英語が話せる人だけでしょ!」と思う人が多いと思う。
確かに欧米圏や外資系を目標とする転職では英語力が必要になる。TOEIC高得点者や留学経験者など英語力がなければ、話にもならないかもしれない。

ただ、アジア転職に関しては「語学不問」や「入社時語学不問で、入社後に習得要」など幅広い条件の企業求人がある。

もちろん、語学ができれば企業選択の幅が広がる。私も転職エージェントの方から、海外転職をする時点で日本国内より企業選びの選択肢が減ることは覚悟してほしいと言われた。

選択肢は限られても、自分に合った企業が見つかれば海外転職に意味はあると思う。自分にとっての海外で働く意味があり、自分が目標を持って働ける 就職先企業であれば、メリットは大きいと思う。

その点で、アジア(特に東アジア・東南アジア)は日系企業の進出も多いので海外転職の入り口として適していると私は思う。

■現地採用=劣悪なわけではない。

海外転職をする上で主に就労形態は2タイプある。駐在待遇か現地採用待遇か。皆さん知っての通り、駐在は企業の業務命令で赴任地に派遣され勤務する。その為、通常の給与に加えて駐在費や住宅補助など好待遇で就労できる。

一方、現地採用は求職者本人の希望で企業の海外拠点に、直接採用されるので駐在員の様な手当は基本的にない。特にひと昔前までは駐在員と現地採用の待遇の差が大きすぎると言われていた。

実際、今も待遇の差は大きいのだが、企業や国選びで十分やっていけると私は思う。現地採用でも医療保険や住宅補助・一時帰国費用の一部負担があるところもある。給与も中途採用で一定のキャリア(就職先企業と同業界又は同職種での勤務経験)があれば交渉の余地がある。国によっては、日本より生活費が抑えられるので、貯金しやすいという場合もある。

ただ注意点としては、職種・企業選びとビザや就労許可の申請条件がある。

■職種・企業選び

海外転職サイトでよく見かける求人に「コールセンタースタッフ」「工場製造職」がある。

これらの仕事について、日本帰国後に同じ業種で働いていく目標、キャリアプランがあればいいと思うが、やみくもに海外就職するのは危険だと思う。

コールセンタースタッフについては英語・現地語・日本語で変わってくる。
現地語はまず少ないのだが、英語であれば語学スキル向上に繋がるのでメリットがあると思う。日本語の場合は、実質、日本国内でコールセンター業務に努めていることと変わりない認識で働くことが大切。

特に海外転職での日本語コールセンター業務は、オフショアの可能性が高い。人件費が安い海外でコールセンターを運用するという企業経営の手段だ。その為、給与も低めで、場合によってはほぼ最低賃金ってこともある。

工場勤務については、工場内の管理体制や安全性を考えたい。日系企業であっても海外拠点ということで、日本と違った社会ルールが適応されていることや社内体制も未整備なケースもあるらしい。特にアジア等の発展途上国の工場で作業する場合は、安全面に問題はないか注意したい。やはり、海外転職は国内転職より得られる情報が少ないのは事実だし、一旦海外勤務してから日本に戻る大変さは少なからずあるから。

コールセンターと工場製造業を例にあげたが、本質的には他の業種でも注意すべきだと思う。言いたいことは、海外転職はしやすくなったが、国内転職より重みがある点ではかわりないということ。

■ビザ・就労許可(ワークパーミット)

海外転職で欠かせないポイント。これは新卒での海外転職の場合要注意。
就労許可を取る為に、職務経験2年以上・3年以上などの制限があるアジアの国が結構多い。

学歴も大卒以上必須のケースもあるし、大学で履修した学科が就職先企業の業界と関係性があるか問われる場合もある。これはベトナムのケースらしいが、実際に経験していないのでどのくらいの強度なのかは分からない。

また留学経験や語学スキル次第で、職務経験が不問になる場合もあるかもしれない。※そこは分からないので各自勉強の程、お願いします笑

就職先企業が決まってもビザ等の許可がおりず、断念する場合もあるらしい。やっぱ、そういうとこは、海外転職の怖さかも。

■まとめ

・海外転職の中でもアジア転職なら語学のハードルを下げて挑戦が可能。
・昔より現地採用も悪くない。
・業種、職種含め企業選びは重要。
・海外就労における申請書類は国ごとに違うし、自分が条件を満たすか調べよう。

今回はアジア転職の良さと注意点にいてnoteを書かせて頂きました。
アジア転職を自分の目標・キャリア形成の手段として積極的に活用していけるといいと思います。海外転職なんて、縁がない、自信がないと普通の人は思うかも知れないけど、調べたり、飛び込んでみると結構予想を裏切られることがあります。「もしかしたら、できるかも精神」で自分の人生の選択肢を増やしていきたいですね。

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