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2022年は《英雄》からスタート!

タイトルの写真は羽鳥慎一モーニングショー新春特大スペシャルで映し出された日の出の1枚です。フラッシュは余計でしたが、希望の光と思えばそれもまた一興です。

2022年元旦にTOKYO MXの「新春クラシック 都響Morning Concert~一年の幕開けを都響とともに~」を視聴しました。元旦から粋なことをするなとMXを見直しました。お気に入りの「おいしい給食」も放映していたのでMXに対する好感度はさらに高まりました。

「おいしい給食season2」では番組からDVD-BOXプレゼントの告知があったので早速応募しました。応募要項の中に番組への感想を求める欄があったので下記の感想を送信しました。

権威主義は想像力を嫌う。毎回その想像力を楽しませていただいています。ご馳走さまです。

「おいしい給食」は笑えてラストにキュンとさせる監督のいたずら心が刺さるドラマです。今年、映画も公開されます。楽しみにしています。

「おいしい給食」以上に今年楽しみにしているのが都響です。

都響の演奏をちゃんと聴いたのは今回が初めてでした。MXを見直したのは都響の演奏があまりにも素晴らしかったからです。

特にベートーベンの交響曲第3番変ホ長調op.55《英雄》は都響が一丸となって臨んだ渾身の演奏でした。この演奏は2020/9/16にサントリーホールで行われた【矢部達哉・都響コンサートマスター30周年記念】の一部です。
指揮者は音楽監督の大野和士氏で都響との関係の良さを如実に示す演奏でした。また、それ以上にコンサートマスターの矢部氏に対する団員の尊敬の念が込められた演奏でもありました。粒の揃った弦楽器の美しい響きと細やかなニュアンスを伝えるアーティキュレーションと滑らかな木管楽器のメロディーがリズミカルに溶け合う気迫のこもったこの素晴らしい演奏は聴衆を魅了し会場は高揚感に包まれました。演奏後のスタンディングオベーションはクラシックでは珍しい光景です。

演奏された日は4回目の緊急事態宣言下で収容定員の50%で行われていました。響きが良かったのはそのせいかもしれません。

大野和士氏と都響の今後の演奏に期待が高まります。私の狙い目は4月22日(金)の「R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》op.40」です。コンマス矢部氏のソロがたっぷり聴けます。大野氏と都響のタッグにも注目しています。そこで気になるのがオミクロンの行方です。
2022年は《英雄》の出現がキーワードになるような気がします。

(See you)