『ちむどんどん』第102回 業務分担に厳しい矢作
ちむどんどん開店へ向け、試食会をします。
おいしそうな試食会と態度の悪い矢作
矢作は腕前がいい。暢子も納得です。
そしてちむどんどんの試食会です。オーナーはイタリア出張中で欠席です。ここで宮廷料理という言葉が出て来ました。そういえば琉球の宮廷料理なんて全然想像できないとハッとしましたね。ヨーロッパの宮廷料理は想像できるのに、これはおかしなことかもしれない。
しかし問題はそこじゃない。しばらくは暢子と矢作の二人でホールまで回すという話に、俺はそういうことはしないと矢作が言い出す。
矢作はいちいち態度が悪くて、三郎たちが譲ってもらった食器をくれても、文句を言ってしまうんですね。でも、こういう昭和24年生まれの男性ってよくある話では? ましてや勝利人だもの。コミュニケーションスキルが低くてもやっていけた時代ですね。まあ、同年代の智なんかはそこは違うけど。
うまんちゅ給食への道
態度が悪いといえば良子もそうです。タイプは違うけれど。そんな良子は頭を下げて柔軟に、うまんちゅ給食へ挑んでいます。野菜でなくてカレーライスやハンバーグを食べたがる子供たちに、野菜を食べていないと理解を示す良子です。世の中豊かになったってことだね。
この子供たちも沖縄を出て、地元野菜の価値に気付いたりするんですよ。ともあれ、時代を先取りする取り組みがうまくいって欲しい。
それにしても、仲間由紀恵さんのお母ちゃんとしての演技が今朝も素晴らしい。
ピッグでビッグになろう
そして賢秀ですが。清恵に家族になんで養豚のことを教えないのかときかれると、ビッグになりたいからだと言います。ピッグでビッグになる目標はできてきたみたいよ。
にしても、改めて気づいたけど、この養豚場は「猪野」なんですね。猪=豚って意味でもあるわけさ。しかも父は寛大で娘は清恵。運命を感じる名前だな。
ピッグでビッグってピンとこないかもしれないけど、ブランド豚ってこともあるわけでして。首都圏のブランド豚って需要あると思うんですよ。寛大はその売り込みを仕出したらしく、賢秀にも営業用に名刺を渡し……って、こいつが営業はまずいって!
そして歌子がもらったネックレス
そんなきょうだいで一番ドキドキしてしまうのが歌子!
暢子が無理のある働きすぎになっているのは、歌子がお手伝いする伏線であることはさておき。
民謡を澄んだ声で歌えるようになってきた歌子はかわいい。歌子は何をしてもいい。そんな歌子に智がネックレスを渡して来ました。暢子とおそろいだの、わざわざ買ったわけではないだの言っていますが。
素直になれ。そう智に言いたくもなるけど、この不器用さがいいと思ったりして。
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