見出し画像

『ちむどんどん』第72回 過去を語ろう

 母・優子は、子供たちに言えなかったことを語ろうとします。

沖縄だからの事情

 嘉手苅はなぜ取材を断っていたのか? 多良島は和彦を厳しく叱咤しまして、このことと向き合うことになります。多良島は真摯だ。
 それは必ずしも田良島のせいでもない。沖縄ならではの事情でした。
 米軍と共存することで利益をしている人もいる。そういう層からすれば、遺骨収集なんてする人は、余計なことをしているとなる。そんな沖縄ならではの事情がありました。

 沖縄出身の津嘉山正種さん。インタビューを読んだことがあります。沖縄のことを描く上で、彼のような役者は必須だと改めて思える圧巻の演技でした。
 こういうそこに生きる人の姿が見えることで、わかることもありますよね。

優子が語ること

 それは何か? ウークイのこともあるし、すごく楽しみで。明日まで待ちたい。

 歌子の「である、である!」という相槌がすごくかわいらしい。そんな朝でした。

語り伝える

 前作と比較して申し訳ないのですが。
 ちゃんと明日優子が語ることに、まさか『カムカム』信者がウダウダいうまいな? という気持ちにはなるんですよね。

 だって安子の渡米の件やらなにやら、るいは周囲に伝えていないじゃないですか。ちゃんとそういうことを継承していない。継承するにもどうするのか課題は多いけれども、前作は鼻からそれをしていない。

ここから先は

75字

朝ドラメモ

¥300 / 月 初月無料

朝ドラについてメモ。

よろしければご支援よろしくお願いします。ライターとして、あなたの力が必要です!