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『舞いあがれ』第9回 凧をあげて、心もあげて
舞が五島にきて一月。発熱の頻度はさがったとか。それでもまだ体育は休んでいるとのこと。長い目で見ることが大事だというのが祥子の見立てです。
産気づいた! はしれ!
舞が一太の家にジャムを届けにいくと、莉子が産気づいてしまいます。一生懸命走って祥子とともに助け、無事出産にこぎつけたのでした。
走ったけれど、舞は発熱していません。祥子は舞の奮闘を頑張ったと褒めます。
そして迎えた8月。五島は楽しい夏になりました。
一太は慶太のために作ったばらもん凧揚げに舞を誘います。しかし、舞はどういうわけか断ってしまう。一太は怒って「もうよか」と告げてしまうのでした。
五島の夏
五島伝統の祭り念仏踊りに、墓参り。夫・雄一の墓の前で手を合わせる祥子に、どんなじんじだったかと舞は尋ねます。夫の話になるとうれしそうな祥子から愛を感じますね。
ここで木戸豪がきてお線香をあげます。豪は舞に祥子と雄一のことを話します。
「祥子さんはおなごながらに船ごとその気持ちば引き継いだとよ」
そう語られます。立派なおじいちゃんの意志を継いだばんば。女性による継承です。そういう精神性は男だけでなく、女も引き継げるのです。
ここで、舞は凛から花火に誘われます。しかし一太が横にいるのをみて、断ってしまいます。
お盆らしい宴会の場面へ。「ほんによかよかよか椿」と歌う五島の皆さん。そういえば椿油が有名でしたっけ。ずっと昔から歌ってきたんでしょうね。
ここで一太が慶太のための凧揚げチームメンバーを発表します。しかし、そこに舞は含まれない。舞をどうして誘わないのかと言われ、一太はムッとしながら誘ったけど断られたとぶちまけるのでした。
その夜、舞はひさびさに熱を出しました。
舞は祥子に失敗が怖い気持ちを打ち明けます。祥子は自分もたくさん失敗したといいます。めぐみのことがそう。失敗のせいでめぐみにも舞にも会えなかったとしんみり。舞は人の気持ちを考える子だと祥子はいいます。
そこは失敗の原因分析もある。
祥子は自分の苛立ち、気持ちをぶつけすぎて失敗。舞は他人の気持ちを考えすぎて失敗。
祥子はそこをふまえてか、母のめぐみに電話し、心の中を全部話してみればよかといいます。
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