『舞いあがれ』第59回 舞ちゃんならきっとなんとかしてくれる
マイナス感情を抱かせないように作る、それゆえ空気になっているドラマ。
衝突を避けるドラマ
リーマンショックをやると見せかけて、一年間休暇ができたようなのんびり舞ちゃん。リーマンショックのおかげで五島にも来られたし♪ なんだこいつは。
阪神大震災のカットでも薄々わかっていました。講義もやらない。訓練もおざなり。水島不合格程度でギャーギャー大騒ぎ。蚊に刺されただけで大騒ぎしているみたいな世界観だ。
要するに、マイナス感情を徹底して避けるようにしているんですね。舞も誰も彼もがふわっとした綺麗事しか言わない。会話がろくに成立していないこともしばしば。一方的に夢を語り、相手も虚なめで語るようなやりとりがある。
一体何がしたいドラマなのか。
ギフテッド描写が酷すぎる
ずっとつききりの母親がギフテッドに気づかず、ポッと出てきた舞が気づいて癒すというのは舐めすぎだと思う。発達障害を持つ人間にせよ。五島の住民にせよ。舞様を癒す珍獣のような扱いだね。何様のつもりだ。
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