『ブギウギ』第34回 彼のもとで歌いたい
羽鳥善一のもとで歌いたい――いろいろあったけどスズ子はそう決意を固めます。
歌の魅力がわからない
このドラマは、歌手が主役であるからには歌の魅力が大事です。『らんまん』はずーっと植物ありきでしたよね。ところがこのドラマは、作詞家の作り上げる世界観も、作曲家の表現したいことも、歌手の情熱もイマイチわかりません。それこそ『パリピ孔明』の方がずっとその点わかりやすいんですが。
そういうクリエイター側の情熱だけでなく、当時の歌謡曲の位置付けとか。レコードの普及度とか。そういうものもほぼ描かずにきてしまった。
芸能界とは?
チラッとたまに民衆が映るけれども、あとはヒロイン家族が銭湯で何かアホなことをしゃべっているか。あとはほぼ芸能人がわちゃわちゃしているだけに思えますが。
明治村かスタジオ内だけで芸能人の恋愛やゴタゴタを回しているだけで、地味なんですよね。
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