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『舞いあがれ』第12回 町工場の苦難

 五島で元気を取り戻した舞。そんな舞の暮らす東大阪の日々とは?

東大阪まとめ

 情報量が多いので、箇条書きにします。

・浩太は飛行機へのあこがれをあきらめて、家業の町工場を継いだ
・しかし、その町工場にも苦難がある模様
・個性的な古本屋がある

 久留美の家庭事情や舞の学校生活については、とりあえず明日以降で。

五島編は必要だったのだろうか?

 こういうと、反発はあると思います。雄大な景色に、高畑淳子さんはじめ役者の素晴らしい演技。何が不満かって?
 できとしてはいい。しかし、ペース配分がおかしくなりました。

 パイロットを目指すヒロインの動機付けを二度やることになっています。五島のばらもん凧と、東大阪町工場でくすぶる父と。この子役時代のペース配分がおかしくなっていて、詰め込み過ぎ、中途半端になっているとみた。
 
 舞の幼馴染は本役以降も出てくるのだけれども、彼らの紹介や因縁をやるべきなのに、時間が詰まり気味で足並みが狂っています。

 こんな序盤でペース配分が乱れているとなると、今回は巻き返しが厳しいかもしれない。ペース配分や作劇技術は、個性がきついけれども『ちむどんどん』の方がはるかによかったと思えます。
 大丈夫? まあNHK大阪だからネットでのアンチはおとなしいでしょうが、それはそれですし。

 ペース配分がおかしいせいか、ほぼ前編が説明台詞の気がします。悪役描写もあまりにわかりやすくて、どういうことかと思ってしまう。

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