『ちむどんどん』第94回 ストップ詐欺被害
みなさまのNHKは、朝ドラでマルチ商法の悪徳性を描き啓発します。
暢子の開店は、フラグでしかない
今週は暢子が主役というよりも、フラグを立てる被害者ポジションでして。
・いい物件が見つかった!
・月末退職の許しが出た。ありがとう、オーナー
・夫の理解も得られた
・ぴったり200万円準備できたぞ
この200万が虚無への供物になるわけでして。
マスコミの使命
そして和彦は、マスコミの使命を伝えてきます。田良島がバッチリ悪徳商法のネタを掴んでいるとか。早晩バレます。和彦がもうちょっとテキパキ動いていれば……とは思ってしまいますが。
房子の賢さ
そして房子は、そういう情報抜きにして犯罪だと見抜く。聡明なんだな。年上女性が圧倒的に賢い。こういうのっていいですね。
養豚と清恵しかない
そんな賢秀も、養豚しかないとわかるのがいい。清恵が憎たらしそうな口調でありつつ、賢秀を気にかけている。男手が必要だとこぼしている。これは寛大が正しい。
娘には、あの男が必要なんだと。
賢秀と清恵はラブラブでも甘ったるくもないけど、この人しかいないという運命がありますね。破れ鍋に綴じ蓋だ。
ヤクザとヒロイン兄が殴り合う
流石に騙されたと気づいた賢秀! なんか我那覇も騙されている。そしてアクション指導もある殴り合い、脅迫、そこへ飛び込む暢子が描かれます。
そして警察のサイレン! 朝ドラでこんな展開ありなのかとびっくりしています。
こと男性脚本家でビジネスにがっちり迫るとなると、「朝ドラ枠を超えた」とかなんとか言いますね。そういう枠でなくて、中身までそうかもしれない。そりゃ好き嫌いは分かれるだろうけど、こういうの私は好きですよ。
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