『舞いあがれ』第14回　お父さんを励ますために飛行機作り

　あんまりじっくり見なくなってしまった。すみません。

あまりにイージーやね

　早くも脚本が手一杯で苦しいのはわかった。ただ、ネジだけで工場再生ってどうなのよ。まだ結果出てないけどさ。あの町工場が苦しくなるのも複合的要因があるだろうに。

舞がお父さんを励ます飛行機作ったよ！
↓
金型もうまくいったよ！
↓
やったね！

　これを一週に押し込むつもりで？

でも王道やね

　久留美の父が『カムカム』ジョーリアル版みたいなのは、今日評価できるところなんですけど。

　とりあえず詩人はもう見るのも辛い。詩のなんたるかを知らず、「ポエムw」と文学を小馬鹿にすることをSNSで書き込んでヘラヘラしている連中と同じにおいがする。
　『ちむどんどん』の中原中也引用との落差が酷い。あれは言葉を大事にしていましたね。琉球民謡の歌詞の使い方なんてうまかったものですが。

　でも、王道があるから。

　それは愛する娘が父を励ますためにちまちま頑張っていること。舞はチアリーダータイプ、朝ドラヒロインの王道です。NHK大阪はこういうキャバクラにいたらモテそうな女の子描写に定評あるから、受け入れられるんでないの。

　しかし……母のめぐみは苦労しても黙って耐えるしかなくて、ああも大掛かりなことをしてやっと認知されたのに。父の苦悩はホイホイ察知されて、励ますために飛行機作りまでして。
　なんだかなあ。