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『カムカムエヴリバディ』第83回 ナレ審査とくどい回転焼き

 舞台は昭和58年(1983年)、3代目ヒロインひなたは、映画村に就職しました。五十嵐はオーディションに挑みます。

こういうぶりっ子と駄洒落が、昔はよかった

 若者にそう説明できそうな演出ですね。ひなたの掃除して壁にぶつかる。あのあざといぶりっこアピールに時代を感じました。あいつは一事が万事、やる気ってもんがないと思う。なにあれ? 真面目に掃除する人間の言動かよ。

 五十嵐の「五十の嵐と書いていがらし!」もね。いがらしという名前で、これ以外の字がありますか? あの若々しい顔で昭和のオヤジギャグをやられるとは。朝からキツい。

 あと殺陣もお粗末。時代劇をテーマにしておいてコレか。まあ、製菓も、ジャズも、ラジオ英会話もとってつけたような出来だしこんなもんじゃないですか。

ナレで済ませる審査とくどい回転焼き

 この作品は、ナレーションでオーディション応募者の数、一次、二次の結果を説明するだけ。その突破のために五十嵐が何をしたのかすらろくに説明しない、

 そのくせ、ひなたが回転焼きを作って五十嵐が食べるところはしつこい。

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