『ちむどんどん』第83回 反社会勢力の嫌がらせを許すな!

 フォンターナはすっぽんの権田による地味な嫌がらせに悩まされております。

地味な嫌がらせリスト

・無言電話
・1円玉でお会計をしようとする
・店内で怒鳴り散らし乱闘
・二ツ橋に怪我をさせられたと因縁をつける

 なまじ雰囲気のよい高級店だけにつらい。
 房子は弁護士を頼るものの、これが全然使えないんですね。もう超法規的手段しかないのでは? となると、そういう手段を持つ彼が浮上してきますね。

重子はワンパターン

 重子は相変わらすしつこいんですけど。もうこいつはどうでもいいと思えてきた。あんまり賢くないというか。だって同じこと繰り返すじゃないですか。気に入らないのならば、興信所を雇っているのならば、もっと弱みをずぶずぶとつかんでもいいはずなのに。
 住む世界が違う。そういう同じところをぐるぐる回っていると。
 これは房子がらみのプロットの横で、案外サクッとどうにかなると思えます。

房子の世界

 今週は房子が主役かもしれない。伏線はずっと貼ってあります。
 房子の落ちつきからして、ああいう嫌がらせには慣れている。隠し球はある。ただ、出せない理由がある。それは出したらおしまいとかそういうことでなく、心理的な障壁なんでしょうね。

 権田の縄張りは月島だとわかる。横浜鶴見に顔が効く三郎を引っ張り出せば今回はなんとかなると伏線はある。ただ、そこに到達するには房子が過去と向き合わねばならない。
 房子と三郎の過去を清算すれば、権田はどうにかなるのでしょう。あ、重子も。

「仲間由紀恵・黒島結菜 沖縄戦 "記憶"の旅路」

 関連番組として紹介されているこちらをみました。沖縄戦経験者が減少する中、生き残った自分たちがどう継承していくか、そのことに向き合った素晴らしい番組でした。
 とても誠実に、こうして得たものをドラマで描いていると思えました。

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