『カムカムエヴリバディ』第21回 再婚を勧められるが

 昭和20年(1945年)、稔は戦死しました。その結果、美都里は寝込み、勇は大学野球を辞めされられます。そして安子はなぜか、千吉から再婚を勧められます。てっきり勇かと思ったら、いい人を見つけてくるそうで。
 勇はそんな安子を逃すため、金を渡すのでした。

プロットがおかしい

 この場合、安子の再婚相手は勇になるでしょう。次男が後継ぎとなったことは描かれている。となれば、兄の妻が弟と結婚する。そういう例は典型的です。それがそうはならない。
 あらすじを読んでおかしいとは思った。安子がなぜか雉真家の養子になって、婿を取らされるってよ。雉真家に男子がいないならわからなくもありません。あるいはるいに婿を取らせる気の長いプランもありでしょう。
 しかし勇がいる。となれば、勇と安子を再婚させるか。安子を実家に戻すか。その二択でしょうよ。

 それがどうしてこうなるのか?

 勇を悪役にしたくはないのですかね。勇も非常識な奴で、兄嫁とやたらと親しげにしている。あんな暗くなってから室内で二人きりになるなんて、それこそあらぬ噂が立つとしか思えない状況です。

 勇相手に再婚話が持ち上がって、勇が兄に申し訳ないとか。安子の愛を重んじてとか。断って金を渡すならわからなくもありませんが。
  勇役の事務所からストップでもかけられたんですか? それでこんな無茶苦茶な筋書きにしたんですか?

 どうにも途中まで勇と再婚話が持ち上がる予定だったはずが、強引に変えたとしか思えませんが。こんな雑プロットをどうしろというのですか?

 あと安子の上下赤い服装はなんなんですか。あの赤いベストはいつまで着せるんですか?

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