『舞いあがれ』第55回 彼氏じゃないの、友達なの!
訓練課程をすっ飛ばして、既視感がある恋バナへ。
講義もしない、訓練もしない、震災もない
帯広に行った理由は、吉川晃司さんを出すこと。あとラベンダー畑デート。そういうものが出せない訓練課程はすっ飛ばす。大学の講義もそうでしたね。阪神大震災もね。
もうタップしただけでアイテムや経験値がドカドカでてくるアプリ広告みたいだな。放置系朝ドラかよ。
それでも昭和平成のくっさいラブコメをやればええので。
といった要素をやらかすわけですが、現代人のコンプライアンスに違反しているなと。
舞の彼氏を全力歓迎ムードって、無神経ですよね。なんでいちいち人の交際状態に興味津々なの? 『おかえりモネ』はモネと菅波のジリジリした距離感を見守るみなさんが微笑ましく描かれていたけど、あそこまであつかましくはない。
それにしてもセンスが古いドラマだな。いつでもニタニタしてキャピキャピ裏声を出す舞だけでもいつの時代だよ、ってかんじだ。
最近のドラマって、『作りたい女と食べたい女』でも意識しているそうだけど、女声を敢えて高くしない方針なんだそうですね。かねがね日本では女声が無理に高くしている、ドラマもそうだと指摘されておりまして。そこからの脱却を意識して演出を変えたら、別に高くないことがはっきりしました。それが当たり前なんだけどね。
ここ数年で早まった世間の動きに取り残されてて、ただただ、無惨。
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