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『舞いあがれ』第115回 覚悟さえあればなんでもできるよね

 ばんばの介護について。

意思確認は後回し

 とことん卑劣なドラマやな。
 ばんばのことも、社長就任のことも、本人の承諾なしでガンガン進めて、外堀を埋めていく。それをしれっと善意ヅラしてやるあたりが卑劣極まりない。語り合わない、一方的に決めていく無茶苦茶さを、役者の演技で誤魔化しているだけ。
 といってもそれができているのはある程度芸歴のある方だけで、舞夫妻は発声すらボソボソしていてへたくそ。たかしは魅力的に見せる努力すら放棄されていると思う。本人ではなく、作り手の問題。本来は柏木をキラキラさせるはずだったから、たかしは割と投げっぱなしだと思える。実際、いてもいなくてもどうでもいい程度の存在感だし。

介護は家に投げっぱなし

 極悪非道プロパガンダドラマだと思う。
 社長になった母。パイロットになれるはずだった娘。どちらもケアワークに縛られて辞めることが美談にされている。朝ドラはかつて女性を応援するはずだったのだが、NHK大阪はとっくに辞めていたようだ。
 万博にも露骨に絡めてくるし、ろくでもない作品だと思う。

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