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『ちむどんどん』第46回 二ツ橋の退職届

ときは1976年。アッラ・フォンターナでの修行も5年目の暢子です。ストーブ前にいつもいた二ツ橋が退職するって?

今週は恋バナなのか?

暢子は基本ができるだけの技量はつきまして。今週は恋バナの予感。と言っても暢子は鈍感で、智の気持ちに気づいていませんが。
二ツ橋の過去。大洗で実家洋食屋を継ぎたくないさまざまな事情があるようで。それは泥酔して鶴見のあまゆにベロベロになってきたことでわかりました。酔っ払いにはコップ半分のお酒と水を出す。そんな暢子は酔っ払い対処に慣れています。
ここで三郎もやってきて、三角関係のようなものがみえてきます。
二ツ橋。
三郎。
房子。
過去に何があったのさ?
それにしても暢子も智も、沖縄言葉でイキイキと話していていいですね。こうして出身者同士がお国言葉で語り合える環境っていいな。

歌子の失恋

一方、欠席がちの歌子は仕事をやめることに。ここで退職の日、花城が花束を渡してくれます。生まれて初めてもらった花束にドキドキ。そしてこのあと花城が、経理社員との結婚を報告した!
ショックを受ける歌子。しかも差し入れの音楽雑誌は、経理さんの古本だったらしい。花城にその気はなかった……。

まさかやー! そんな展開に思えるけど、歌子目線のバイアスがあったんでしょうね。歌子は夢見がちで、そんな素直な恋する目線で物事をみたからひっかかった。きっと花城も経理さんと仲良くしているところはあっただろうけど、そこは見えなかった……。
それにしても、淡い恋心も、それが失われてショックを受ける歌子も。あまりに愛くるしいのでそれだけで朝から何もかもが許せる気持ちになるわ。かわいいは正義ってこういうことか。ほんっとにかわいいわ。愛くるしい。

そして病院にいくために上京した母と娘。仲間由紀恵さんが昭和のお母さんになりきって、がんばって質素な和服を着て歩いているなんて! 本当に素晴らしいな。
キラキラしていて輝く役目を娘役に譲って、自分は抑えて。そういう演技がいいな。一皮剥けたわ〜。

そうそう、暢子は三郎と房子と医者のことを聞いていてえらいぞ、さすがだ!

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