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『虎に翼』第13回 山田よねのありふれた過去

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虎に翼応援クーポン(1ヶ月無料)
2024/04/08 22:30

2024/04/30 23:30

 クーポン配布します。今回は好きなので気合を入れていきます。よろしくお願いします!

 野次を飛ばす小橋に歩み寄るよね。そのよねは、小橋から突き飛ばされ、尻餅をついてしまいます。
「ちょっとー!」
 寅子が舞台から降り、ツカツカと歩み寄る。そして飛び上がり、猫ひっかき攻撃を当てようとします。すると当たったのは、小橋ではなく間に入った優三でした。スローモーションを使ったアクションです。よねはここで、小橋に金的キックを入れます。サウンドエフェクトからして急所に入りましたね。
 ここでやっと穂高が「もうやめんかー!」と止めに入り、観客は慌てて出て行き、新聞記者がシャッターを切る。とんでもないことになりました。法廷劇は中止です。
 直言はひどい新聞記事になっても、スクラップして寅子の映り具合を確認していますが。呑気だなあ、もう! このくらい呑気でなければ、そもそも法律なんて学ばせていないとは思いますが。

嗚呼、なぜ処分が

 このあと、処分決定が語られます。小橋も処分されていますかね。寅子たちは被害者だと思います。久保田はこれに反論するものの、相手は女性らしい振る舞いを心がけよという。寅子は「はて?」と投げかけ、そもそも女性らしい振る舞いとは何かと言い返します。
 よねは暴力を振るったのは私だけだから、私だけが処罰を受ければいいと言い出します。学校側が問題としているのは暴力の一件だと定義しようとするのです。ここで涼子は、女子部みんなの問題だという。よねはそういう馴れ合いは御免だと立ちあがろうとするも、足に怪我をしています。よねに肩を貸し、家まで送り届けることにしました。
 涼子はじめ、女子部とは不釣り合いな街がそこには広がっています。ルンペンと呼びたくなるような怪しい男。しなを作る女。これぞ下町です。

カフェー燈台にて


 たどり着いた場所は、いかがわしいカフェでした。
 ここでそのオーナーである増野という男が、よねちゃんは部屋で休むと言います。よねをちゃんづけで呼べるなんて彼くらいでしょうね。増野はビールではなく、コーヒーがいいかと用意し始めます。寅子がよねさんは住み込みで働いているのかと尋ねます。寅子はよねのことを何も知らないと言います。
 増野は女給になれたらある意味楽だったのかもしれないと、思わせぶりに語ります。そして弁護士を目指す理由を教えようかと言い、あんまり楽しい話ではない、よねが辛い目にあったかわかってもらえればと身を乗り出しました。、増すのは軽薄なようで、江戸っ子らしい人情味と義侠心は感じさせます。
 ここで寅子は、よねの話をよね以外から聞くのは違うと言い出します。皆寅子の言うとおりだと賛成。増野は本人の口から言い出しにくいと言います。朝ドラあるある現象を否定されましたもんね。
「勝手に決めつけるな」
 ここでよねが増野の背後から登場します。よねは店の準備があるからと出てきたのでした。よねは勝手に勘繰られる方が鬱陶しいと言い、こう前置きします。
「ありふれた話だ」

ありふれた女の話

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