『ちむどんどん』第105回 彼女はちゅらかーぎー
歌子がちむどんどんのお手伝いにやってきて、賢秀と喧嘩して……と思ったら、賢秀が交通事故で生死をさまよう重体だって?
伝言ゲームの失敗
結論から言います。智は軽傷でした。伝言ゲームの結果、大仰に伝わったらしい。暢子に電話してきた三郎は信じていたのか、見舞いに数珠を持参しておりましたね。
事故にあった場所では高速走行できないし、そんなもんかとは思っていましたが。歌子と智が仲直りしたので、次いこ、次!
矢作は業務分担に厳しい
矢作は相変わらず無愛想ではありますが、マルチタスクが苦手なのかもしれませんし。言い分は理解できます。料理だけに集中させろ、その内容で契約しただろ! そう主張するなら、労働者としてとても正しいと思いますよ。
和彦は最高の夫になった
和彦はすっかり最高の夫。開店前に祝いの料理を調べて歌子に手伝ってもらって作る。出来たやつだ!
ちむどんどんが開店しました
開店前に、暢子は房子の言いつけを守っていることがわかります。看板メニューの沖縄そばの試食を徹底して行っている。
・メニューは東京の人も理解できるようにする
・東京の人の口に合うように作る
こうちゃんと敷居を低くしていきます。
そしてオープンの日、田良島がやってきます。ここでみんな一斉に「沖縄そば」というのが房子の狙いが理解できますね。初めてなら看板メニューにするだろうし、これは確かに楽ですよ。
清恵はちゅらかーぎー
そして賢秀と清恵はフォンターナへ。預かってきたお昼代は案の定不足しているようですが、それはともあれ、ロマンチックです。
営業は案外うまくいったらしい。本当にぃ? ワンピースの清恵も「ちゅらかーぎー」に見えてしまうという賢秀。やっと気づいたか。二人で地道にコツコツやろうとここで言い出す賢秀に、清恵はドキドキしています。
そしてここで清恵は、友人のこととして過去のやらかしを語ります。田舎から出て女工になって、悪い男に貢いで水商売にまで落ちぶれて、親にひっぱたかれて田舎に連れ戻されたと。
そういう過去があったのか。そんなやらかしに、自分よりひどくないと言い出す賢秀。そうですね。こっちは犯罪手前だもんね、
それにしても、この場面はすごかった。清恵はかわいらしさに磨きがかかり、そして賢秀が実は美男子だとわかった。いや、竜星涼さんなんだから美形なんだけど、それが素直に見えない何かがあったわけよ。これは清恵もドキドキするさ。
はなからイケメンより、こういうサナギから飛び出すような方が新鮮かもしれない。
そして清恵を見つけておいかけてきたらしい昔の男がフォンターナに。ランチも食べずに飛び出す賢秀でしたが……。
最近ちょっと荒くて強引な展開があるけれども、クリフハンガーとしてはうまいと思います。
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