『カムカムエヴリバディ』第14回　お汁粉を雉真さんに

　安子の祖父が亡くなりました。稔は出征前にお嬢様と結婚します。千吉は橘のお菓子を買おうとするもなく、お汁粉を食べるのでした。

昭和のソーシャルディスタンス

　セットに小物がなくてスカスカなのは、戦時中の欠乏という意味ですか？　以前もそうなのでなんとも。エキストラもいない。戦時中というより、人がいない設定のSFじみてますよ。
　今日も説明セリフと大仰な演技でごまかしています。このドラマの何が残酷かって、役者の経験値測定器状態であるところですね。主役の親世代は、それまで培ってきた経験値でなんとかする。
　でも主役世代は、大仰かつ不自然。いちいちそんな家族相手に芝居がかった話し方しないでしょ。そういう口調をずーっと続けている。辛いです……。

　もう仕方ないと思う。
　親同士が誰もいない道で、説明セリフをがーっとしゃべっている場面もあるし。
　店内の場面にせよ、ソーシャルディスタンスかと思うほど間があいてる。ありゃなんなんだ。マイクでもなければ聞き取れないのでは？

　もうほんまにめちゃくちゃやで。