『ちむどんどん』第37回 和彦との再会

比嘉暢子のイタリア料理の修行は、二年目に突入。しかし教養不足のため、東洋新聞でのアルバイトを命じられました。

一般教養を身につけなさい

昭和の苦労って感じですね。無愛想でつっけんどんなサラリーマンたち。電話応対。スマホでささっと調べるとかメモするなんてないし、正解を叩き込まれる感じで。ベタで今更やるか、とは思うけど。一周回って新鮮な感じです。『なつぞら』はクリエイター集団で、理想と昭和を組み合わせた感じだったけど。こちらはまた別。でも暢子の明るさと黒島さんの元気さ故に全部いい感じに思えてしまって、我ながら甘いとは思う。

暢子が非常識に思えるとすれば、見る側が社会性や常識を身につけたからであって。昔は自分もこうだったかも、なんて見守るのもいいんじゃないかと思います。若い子の立ち居振る舞いにいちいちケチつける大人にはなりたくない。そして房子の反応からするに、暢子には見込みがあると思っているんでしょうね。

和彦と再会、そして愛さんがステキ

和彦と「まさかやー!」の再会。お父さんは亡くなっていたけれども、民俗学、民衆の声を届けたい純粋さは残っています。
その彼女かな? 新聞記者でファッションを担当している愛さんがステキ。会社でもいいけど、私服が無茶苦茶オシャレ! カッコいい! 70年代のファッションってやっぱりステキです。すごく似合ってもいる。このドラマはレトロファッションをきっちり似合うように着せていていいですね。飯豊まりえさんは個性的なファッションが似合いますね。『岸辺露伴は動かない』もよかったな。

歌子のオーディションも気になるところ。
役者がイキイキしていてファッションもステキで、ボーッとみているだけで元気が出ていいと思う。朝ドラは本来こういうものでは。

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