『ちむどんどん』第76回 お義母さまと呼べる日が来るのか
暢子は和彦と結婚することに。
比嘉家の反応
暢子の決断を受け、皆一歩踏み出します。 暢子の決断を受け、皆一歩踏み出します。 良子は博夫と向き合うことにする。 良子は博夫と向き合うことにする。 歌子は披露宴で歌いたいとはにかむ。もう歌子のこの笑顔だけで全てを許せる気がする。 歌子は披露宴で歌いたいとはにかむ。もう歌子のこの笑顔だけで全てを許せる気がする。 賢秀は給料前借りを申し出ているから、もう忘れることにして。忘れられそうにないけど。
賢秀は給料前借りを申し出ているから、もう忘れることにして。忘れられそうにないけど。
そして披露宴は琉装にしたいと優子は言い出します。
姉は和装、妹は琉装で結婚式を挙げるとすれば、それは沖縄の歴史そのものなんですよね。そういう「伏線」も見ていかないと。伏線を読み取れなきゃ、そりゃ回収も理解できませんよね。
田良島がいい味を出している
職場の反応は? 田良島は遺骨収集のレポートを誉めてから、ぐいぐいと結婚のことを聞いてきます。気持ちはわかる。愛とあんなことになったし、そりゃ興味津々になるさ。
田良島は本当にいい味を出しています。
そして奥様が……
和彦が苦い気持ちで向き合うことになる母とは?
オルゴールと詩が趣味。お手伝いさんがいる。レトロな昭和らしい洋館に住んでいる。明治以来の舶来趣味を煮詰めた、いかにもなお嬢様出身の女性のようでして。
大ぶりの緑色のイヤリング。読んだ後があって傷んでいる詩集。小道具担当者が相当気合を入れてそう。衣装もメイクも、何もかもがべたな昭和の奥様像を追い求めています。
話し方からにじみでる嫌な奥様感。絶対に手強いこと。話のあげあしをとる。おそろしさがみっちみちと詰まった見事な奥様です。鈴木保奈美さんがこういう役を演じていることに、ものすごい感慨をおぼえます。
朝からよくもこんな見事な奥様を!
電話機にファンシーなカバーをつけてそう。フランス産の香水をつけてそう。そんなディテールまで想像できるんだな。
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