『舞いあがれ』第39回 苦学生を救おう
話の展開が、前の伏線をろくに回収しないまま進んでいってもう無茶苦茶。脚本家交代でそこまで変わったとは言わないが、レベルは落ちたとは思う。
繰り返すけれども、チーム体制にするなら最低限レベルを一定に保つことが求められるわけで。交代したから、だの。交代したあとに期待だの。そう言っている時点で笑止千万なんですよ。
経済と学問への解像度が低い
苦学生くんが辞めるかも……ということで見えてきたことはある。
そしてこれが一番わけわからん。
「パイロットになってお母さんを海外旅行に連れて行くんだ!」
それ、小学生なら微笑ましいけど、この年齢でそう言ってたら相当可哀想な子だぞ。パイロットになることは別に条件でもなんでもないぞ。
それに、職業人ってそういう公私混同は厳禁ですよ。親戚がいる都道府県に赴任できない官僚なんて例もありますし。自分が操縦する飛行機にママを乗せるんだぁ!……ってもうダメだ。何を考えてんだ。ノートを取る腕前だけあってもこいつは根本的にバカとしか思えない。ノートの件だって、チームでやるなら分業でもしておくべきじゃないか。そういうリスクやソース分担できない奴はダメなんだ。
なんだろう、このドラマ。
ダメな組織論を延々と描いて何がしたいのかな?
「絶対に操縦を任せたくないパイロットあるある」
ネタでもやってんの?
子ども食堂で写真を撮る政治家みたいだね
でもわかりますよ。このお粗末な顛末は舞ちゃん善良アピールね。
学費をドブに捨て、実家が太いお嬢様が慈悲を見せる。そういう子ども食堂で写真撮って投稿する政治家マインドを見せるつもりなんでしょう。
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