『虎に翼』第82回 お嬢様を自由にしたい
三条支部では、深田が太郎次郎兄弟から麻雀に誘われております。花札などなど日本にも古来より博打はあるものの、ルールの複雑さやゲームのおもしろさもあってか、当時となると麻雀が隆盛していたわけでして。ネックは四人集めることですね。深田はルールを知らないといい、兄弟が粘ります。
そこへ寅子が声をかけると、舌打ちする兄弟です。
麻雀やらいでか!
深田が参加できないなら私がするというと、ルールをしっているのかと太郎は言います。一度もやったことがない寅子は「そんなら無理やて」と言われてしまう。しかし深田だってルールを知らないのではないかというと、相手は嫌そうな顔をします。寅子は一度、父に習おうとして、母に止められたといいます。呆れたように女が麻雀なんて、と言われると寅子は引っ込まず、ますます疑念を募らせます。相手はめんどくさくなって退散してゆきます。
寅子は打ち解けた高瀬に、麻雀のやり方を尋ねます。高瀬は知らないそうです。図書館で本でも借りようかと言うと,深田は寅子は本気かと驚きます。この、わからなかったら図書館へ向かう姿勢がいいですね。深田に寅子は、本気というかあのままじゃ悔しいと返します。めんどくさいまましっかりおばちゃんになっていく寅子が素晴らしい。
優未は一人じゃない
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