『ブギウギ』第37回 六郎の出征
今週は母が死ぬ。戦争が始まる。弟は徴兵されて死ぬ。そういう流れやな。
『らんまん』のあとがこれか
そうもう一度言いたくなりました。戦争はチラッとアリバイ程度に南京陥落を祝う様子がでて、そして徴兵まで飛ぶ。じわじわと迫る戦争への足音みたいなものがなく、そのかわりに変わらない日常生活を送っていた様子が描かれると。
『らんまん』のあとがこれか。あの作品の場合、明治時代後半からどこか危うさが出てきていた。自由民権運動は挫折したともわかった。戦争へ向かってゆく危うさが見えた。留学帰りの連中が人種差別を味わい、挫折した顔を見せる。台湾や満洲の植物採集をすることで、帝国の中に組み込まれていく学問の宿命も描いていた。
いや、話を戻さねば。だから、その『らんまん』のあとがこれですか。
日本人と戦争責任
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