『ブギウギ』第42回 戦争です、大変です、愛国婦人会ウザイです
時代考証でツッコミが入っているようです。まあ、ここ最近のNHK大阪朝ドラに何を期待しとんねん(いいのもちらほらあるけど)。
ドラマそのものというより戦争描写の情けなさに突っ込むことになりますけど。
既視感のある戦争描写
この検閲関連が「チャラチャラしたものは許さないざます!」と三角メガネを持ち上げるPTAおばさん程度に描かれていると思うんですよね。愛国婦人会といっても一枚岩でもなく、いろいろな戦争協力はありまして。フェミニズムだって当然のことながら関わってきます。
が、そんな分析をするわけもなく、テンプレ通りの描写となります。
しかもこの愛国婦人会と茨田りつ子の場面って、道で出くわして衝突が発生していますよね。そんな偶然頼りというか、『北斗の拳』のモヒカンみたいなノリだったんでしょうか。茨田もステージ衣装で移動するものでしょうか? 歌う場所で派手な服に着替えてもよいのではありませんか?
どうしてこうなるかというと、手抜きです。
・慰問先
・将校が目を光らせている
・それでもステージで歌う
こういうディテールを用意するには金がない。ゆえにスタジオ撮影を使い回しして、ストック衣装にして、それとなく誤魔化すわけです。
あの菊池凛子さんをよくここまで無駄遣いできるものだ。淡谷のり子さんをこけにできるものだ。
12分くらい時間の穴埋めをする
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