『虎に翼』第74回 家族会議の結果
昭和26年(1951年)、新潟への異動を前にして、寅子は自分抜きでほのぼのとしている家族の姿を見て涙ぐみます。そして意を決して、家族会議を宣言します。
寅子を迎え、今日は早いと気遣い出す家族。すると道男が、今日早く帰ってこなかったら終わっていると言い出しました。
道男は、ばあちゃん(はる)が死ぬ前はもっと普通のおばちゃんだったと言います。それが変わったと。周りが止めようとしても道男は続けます。
寅子も同意し、先を続けさせるのでした。
道男をああいう手段で救った時点で「普通のおばちゃん」ではないのですが。そのことを道男が知るのはもっとあとのこと。ここで止めない寅子も器の大きさも、あとで知るのでしょう。対穂高への寅子の態度よりも、ここの道男ははるかに恩知らずだと思います。若いから仕方ないし、寅子は受け入れられるのでしょう。
それにしても、あの瞳カミソリ切付け事件のあとですからね。メンタルは大丈夫でしょうか。
寅子は意見を聞く
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