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『ゴールデンカムイ』感想まとめ

『ゴールデンカムイ』アニメ、本誌、単行本感想をまとめました。無料分が長いので投げ銭感覚でどうぞ。武将ジャパンに掲載していました。歴史ネタでより楽しめることをめざします。
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2021年9月の記事一覧

『ゴールデンカムイ』#292 函館湾海戦

 東口で第七師団は苦戦中。こういう攻城戦は攻める側が不利ですからね。艦砲射撃が止まるわ、…

『ゴールデンカムイ』#291 骨董品

 権利書があるならば、持っているのは杉元か、土方か、アシリパだ! そう鶴見は言い切ります…

【読書】茅辺かのう『アイヌの世界に生きる』

 『ゴールデンカムイ』読者の皆様は、アイヌのことをもっと知りたいと思っていることでしょう…

『ゴールデンカムイ』27巻 差別は無知から生まれる

 いよいよクライマックス。結末をしっかり考えて描いている作品では、むしろブレません。この…

『ゴールデンカムイ』#290 観音像

 兵は詭道なり――そう先週予告でありましたが、特にそういうことはなく鶴見は部下を橋へと突…

【読書感想】『アイヌ通史』近代国家日本成立の“影”とされた“本質”

 本書が書かれた時代は2000年代の手前にあたる。それから20年以上を経て、BLM運動が起こり、…

『ゴールデンカムイ』#289 五稜郭攻囲戦

 艦砲射撃される五稜郭。ここまでやらかしたら軍法会議もの、鶴見ならびに鯉登少将は部下までまとめて有罪、首謀者は死刑確定かと思いますが、どうするのでしょうか?  ソフィア配下のパルチザンが酒を飲みながら参戦し、杉元たちも井戸から出ました。これでもう籠城戦しかないと杉元は腹を括っている。永倉は権利書の嘘が通じなかったかと悟っています。  鶴見は思い出しています。箱館戦争では高所にある奉行所を狙い、西軍は艦砲射撃をした。結果的に白兵戦なしで函館は陥落したと。戊辰戦争の海軍は幕府軍