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暦生活のサイトをリニューアルして、1年。

暦生活のサイトをリニューアルしてから、1年がたちました。
ふり返ってみると、この1年は本当にあっというまでした。

新しくなったサイトはシンプルだけどとても綺麗で。まるで新しい家に引っ越したようで、ここで編集できることがうれしかったです。


この1年、いろんな読み物を配信することができました。季節の行事や旬の食べもの。草花や空、美しい言葉の数々。どれも身近にあるものだけれど、これまでちゃんと見えていなかったものばかり。

名前とか由来を覚えた草花を見つけると、おっ!とテンションが上がって、たくさん写真を撮りました。

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そそられる食べ物が紹介されたら、次の休みに買いに行きました。白菜のお漬物やきんつば、おいなりさん。もしかしたら、一生縁のなかったかもしれない旬の食材たち。そこに込められてきた思いや歴史を知ると、よりおいしくて、なにより面白かったです。

今この原稿を書いていて、もしかしたらわたし自身が、いちばん楽しんでいたのかもしれないなと、ふと思いました。

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ライフスタイルというほどのものではないけれど、日常にある小さな発見やよろこび、充実した時間を、暦生活はくれるんじゃないかなと思います。私の生活も、ちょっとだけ変化がありました。

でも、もちろんいいことばかりではなくて、毎日途切れないように記事を配信していくというのは、思っていたよりも大変なことでした。

Twitterを毎日つづけているから、きっと大丈夫!と思っていたのですが、やっぱりそこは、思っていたようにいかないことも多々ありました。

今やっていることは正解なのかなあ、って自分に自信が持てなくなると、心が弱ってしまう時も。

でも、サイトのすみっこにいるお月くんと目が合うたび、Twitterをひらいて目が合うたび、ちゃんと運営したい、もうちょっと頑張っていたい。って、そんなふうに、気持ちを立て直していました。

わたしはやっぱり、暦生活とお月くんが好きで、馴染んだ居場所と、長い付き合いの大切な友みたいに、そんなふうに、感じているのです。

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暦生活は、わたしたちだけでは成り立っていなくて。ライターのみなさんから送られてくる原稿を、いちばんに読むのがいつも楽しみでした。知らなかったことをひとつ知るたびに、ちょっとだけ深く人生を楽しめているような気がして。

フォロワーのみなさまが送ってきてくれる感想を読むのも、楽しい時間でした。優しい言葉が、心からうれしいなあって思いました。楽しんでくれる人がいて、これで大丈夫なのかなって、すこし安心できるし、これからのことを考える力になりました。

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"ほんものはつづく。つづけるとほんものになる"という好きな言葉があって、これは東井義雄さんという日本の教育に尽力された方が、早朝マラソンを続けている生徒さんに贈られた言葉です。疲れたなあと思った時に、ふっと思い出します。

ほんものって、どんなだろう?
自分なりの答えはまだ見つかっていませんが、つづけることによって、見えてくるものがきっとあるんだと思います。

だから、リニューアル2年目も、暦生活の運営と編集をつづけていきたいと思います。よかったら、これまでどおり、短い文章でも、感想をきかせてください。

やっぱり、みなさまからいただける言葉が、いちばんうれしくて、あたたかい気持ちになるんです。

いつも支えてくれて、本当に本当に、ありがとうございます。


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