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伝え方が9割

コピーライター佐々木圭一さんの本を読んだ。

ここ最近、知り合いの方から自分の発信している言葉は、「人の繋がり」とか「縁」、「愛」とか言葉にバリエーションがない分同じ言葉を使いすぎていて、嘘くさく感じてしまうと言われたことがあった。

自分が思っている事をそのまま既存の言葉で伝えていたと言うのが正直なところ。

自分が書きたい事を書いていたつもりだったけど、周りの人の言葉の受け取り方を初めて聞いて、その伝わり方のギャップに少し落ち込んだ。

嘘くさいと思われてしまう原因として、自分のボキャブラリーのなさと受け取る人を想像して発信するのを怠っていたのが原因だと思う。

それから言葉の持つ力や言葉の使い方を意識するようになった。
1番大切なのは、自分の思った事をそのまま口にしてしまうのではなく、相手の考えを想像すること。

もちろん、場合によっては自分の素直に思った事を口にした方がいい時もある。

言葉に操られるのか、それとも言葉を作り可能性を最大限に伸ばすのか。
その方法は料理を作るレシピのように手順に添えば誰でも簡単に作ることができる。

ちょっと意識するだけでNO をYES に変えることができる。
言葉の伝え方次第で、伝わり方は大きく大きく変化していく。

世の中にある素敵な言葉たちもそう思われる理由が必ずある。
その理由を見つけて、自分の言葉として再現できれば、自分の技術となる。

人間が生きた経験をもとに紡いだ言葉を使って人を動かすことは誰にでもできる。

伝え方には多くの方法がある。
音楽、俳句、ダンスなど。

正解を先に出してしまうのではなく、あえて正解を使わずに別の言葉で正解を表現する。
そこには深みが生まれると同時にその人ならではの個性が活きてくる。

何が大切か。
伝え方が9割。

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