見出し画像

NATURA 1600にひきこまれて早10年

1月20日はフジフイルムの創業日。

それをお祝いするように、同社のカメラ機材で撮影した写真に#FUJIFILM生誕祭 のタグをつけてフジフイルム愛好家がたくさん写真をアップしました。

わたしも便乗して、すこし公開しようとおもいます。

とはいっても普段はiPhoneがメインで、たまに古いコンデジかGoProを持ちだすぐらいのライトユーザー。

そんなわたしが唯一もっているフイルムカメラが、富士フイルム製のKLASSE Wという機種です。

韓国 永登浦の漢江沿いの公園、2011年ごろ

2008年ごろ、梅田のヨドバシカメラで買ったのをいまでもよく覚えています。

実はずっとNATURA CLASSICAを買うつもりだったんです。でも、慕っていたカメラ好きの先輩のうんちくを聞きすぎてKLASSE Wを買ってしまいました。

仁川国際空港だと思う

なぜNATURA CLASSICAだったか。
そのころ写真投稿を中心にしたカメラピープルっていう期間限定のSNS(現在はサービス終了)が、それなりに人気がありました。

当時フィルムの種類がまだたくさんあったのですが、私には違いがよく分かりませんでした。それでも目を引いたのがNATURA CLASSICAとNatura 1600の組みあわせで撮られた写真だったのです。

少し古めかしいような、でも独特の空気感を写真に吹き込むフィルム。かんたんに言ってしまえば、ノスタルジックな懐かしい気持ちにさせてくれる雰囲気が表現されていました。

どこだかわからない

そのころのわたしは、カメラが趣味ですと言えるぐらいにのめり込みたがっていました。 でも、わたしの性格と生活スタイルと撮りたいものが噛み合わない。そしてカメラ本体とかレンズとか、とても高い。

なにかと楽しい他のことに目移りしがちなので長続きせず、キットオカネノムダヅカイニナル。

このときの判断は正しく、結果的にKLASSE Wを長くもちつづけられました。

とてもおいしそう。おいしかったはず。

でも愛機と呼ぶにはすこし長くほったらかしにしすぎました。

今年の生誕祭をきっかけに何年ぶりかに触ってみました。
CR2電池を買ってくるところからやり直しです。フィルムはFUJICOLOR-S 100を装填しました。

ごくたまに湧き出る、カメラにさわりたい欲を十分に満たしてくれます。

でもその写真はまだ撮りきれていない

ひさしぶりにフィルムを買おうしたら以前より種類は減ったし、値段は高いし、ますますカメラを趣味にするにはハードルが高くなりましたね。


ソウル大駅そばの夜遅くまで営業していおしゃれカフェ (2011)

この記事の写真はほぼ韓国旅行にいったときのもの。

過去の写真を掘りだそうとしたけど、NATURA 1600で撮ったネガや現像したプリントがあったはずなのに引っ越しをくりかえす間に行方不明になっていました。とても残念…。

写真を見直してみると、どれもなにげない時間を撮った写真がほとんど。

ひさしぶりに家族に写真を送り、たわいもない昔話に花を咲かせるぐらいにいいネタになりました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?