ピスタチオ菓子ってなんで流行ってるんだろうと思った話

俺は「ピスタチオたち」というマガジンを編集しているんだが。

これを発行するきっかけになったのは、ピスタチオという名前のnoteの友達がきっかけだった。黒猫のアイコンを使っていたから親しくなってからは黒猫ちゃんと呼んでいた。

俺がnoteを始めたのは8月8日、彼も似たような時期に初めて相互フォローしていたが、お互いの記事に頻繁にコメントをするようになって、かなり親しくなったのはたしか9月ごろくらいからだったと思う。彼がnoteをやめたのは今年の3月28日、日曜日だったんだよな。あの時のことはよく覚えていて実は手帳にも書いている(笑)

んで時々ピスタチオという菓子を見ては、あいつのことを思い出しておそなえ気分で買っている。死んでないけど。今日はそれらをまとめてUP。

ピスタチオピノ

これはnapoliというピノみたいな形の個包装アイス。ピスタチオ味はピノのアーモンドに近い食感でナッツの匂いがした、ピノのピスタチオよりシャリシャリしていないぶん俺的に好みの味だった。

ピスタチオアイス

業務用スーパーOKストアで買ったピスタチオアイス。安く提供するためにパッケージデザインぬきで作っていますと言う注意書きみたいなものがフタにあった(笑) んーデザイン捨てて値段と質に全力を注ぎましたって言うだけあって結構美味かった。ナッツの味が濃くて…ピスタチオの菓子ってきなこの味って感じなんだよな。

ピスタチオクッキー1

彼女からもらった銀座コージーというケーキ屋で売っているクッキー。本当はお洒落なクッキーの詰め合わせだったんだけど、最初に写真に撮らずに会社の先輩んちで開封しちまって、先輩と後輩に一気に食われてあわててこれだけ写真に撮った。いいお店のクッキーだけあって上品な味で美味かった。ピスタチオのナッツが少し入ってる食感もいい。

ピスタチオクッキー2

こっちはスーパーで普通に見かけたピスタチオクッキー。ただピスタチオの含有量は3%とかで、上記の銀座コージーのクッキーに比べてピスタチオの味というのはほぼしなかった、かたくて食いやすいシンプルな味、マリーって市販のクッキーに似ている。こういう単純な味の菓子は結構好き。

…って他にもあちこちで見るんだが、ピスタチオの菓子ってこんなに流行ってたか? 何故こんなに市場で見かけるようになった?

俺は友達のハンドルネームがピスタチオ、ということ以外ピスタチオという存在にはほとんど今まで関わってこなかった…あー、19歳の時フランスに行ったときに食ったアイスがピスタチオ味、ってことで初めてピスタチオという言葉を知って、それは豆の一種でナッツの女王とか言われているとも聞いた。でもピーナッツとかアーモンドとかみたいなメジャーなナッツに比べて影薄いよなとは思ってた。友達の方のピスタチオ(猫)も、ピスタチオよりカシューナッツのほうが好きだとか言ってたぞw

流行の秘密を探ってみようとしたら、「ピスタチオ 流行 なぜ」とかいう検索結果が出てきて、やっぱり俺と同じように感じている人は多いんだなと思った。

栄養が豊富とか言われているけど、栄養が豊富ってのなら他のナッツでもいいわけで。

やっぱり名前が可愛いとかSNS映えするとかシチリア産とか何かシャレオツとかたまたま友達が同じ名前だったとか皆それぞれの理由で興味を持って買ってるんだろうな。

比較的輸入量とか客観的な分析がされていたのはこの朝日新聞の記事かな。

ただこの記事を読んでも、流行には何がきっかけだったとかそもそもピスタチオ(豆)が初めに日本に来たのはいつからだったとか、ウィキペディアを読んでも、「ピスタチオ 日本 いつから」とかでぐぐっても、正確なことはわからなかった。

流行ってそう簡単に狙って作れるものではないし、ちょっとネット検索したくらいですべてが理解できるってほど世の中単純じゃないんだよな。

だからなんで流行ったかって言うのは、いろいろな意見や現象を見て自分なりに理由を考えてみるしかできないわけだが…「淡い緑色が人気」ってのはまあ理解できるなーと思った。ピスタチオで検索して出てくるケーキなどの菓子類はどれも見た目がお洒落で可愛い、SNS映えとかいうけどSNSをやっていようがいまいが見た目がいいってのは食欲にかなり直結する。これが強烈な青や水色だったり(寒色系は食欲がわきにくい)ドス黒い色だとはやらせるのは難しかったと思う。

あとは比較的癖のない味ってのもいいのかもしれない。極端にからいものとかすっぱいものとかは人を選ぶけど、よくも悪くもピスタチオ(豆)にはあまり個性がない気がする。それだけに菓子としてのアレンジがしやすそう。

名前が可愛いとか、シチリア産とか何かおしゃれな響きもいいし、栄養があるというのも健康に興味がある人の心をくすぐる。

そうなると「名前がシャレオツ」「色が綺麗」「癖がない」「栄養がある」ものは流行らせやすいのかって話だけど、育てにくいとか採算の利益率が合わないとかで日の目を見なかった食材とかも色々あるんだろうな。

一時的に流行ったけど流行を維持できない食材ってのもあって…流行るだけ流行って廃れるっていうので有名な食材つったらタピオカだが。検索すると「タピオカ 閉店地獄」とか「閉店ラッシュ」とかブーム終わり、とか燦燦たる検索結果が出てくるんだよな。

「物珍しいだけで別においしくない」とか「タピオカ「元カレ」現象、何故あんなに好きだったんだろう?」とか酷い叩かれよう、もうやめてあげて、タピオカのHPはゼロよ。

友達と同じ名前だけあって、ピスタチオ(豆)にはそうなってほしくないという気持ちはあるけど、ピスタチオは食材の性質上、ケーキやクッキーのアレンジとか元あるものにひと工夫、とかで使われる程度で専門店作られたりするようなものではないから、まあ大丈夫かな。

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