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漢字と書いてレゴブロックと読む

僕は漢字がものすごく好きだ。
漢字のどこが好き、と訊かれるならばブロック遊びみたいなところが好き、と答える。

漢字は一つ一つのパーツに意味があって、そのパーツの組み合わせによりまた違う意味や、発展した意味を表す漢字になる。
そして漢字と漢字を組み合わせて熟語が成り立つ。

そう、漢字はブロック遊びなんだ。
まるでレゴブロックで遊んでるみたいじゃないか。

例えば「鬱」。
難しい漢字の代表格みたいな漢字だと思う。
僕は「鬱」を初めて見たとき、なんかごちゃごちゃして見づらい漢字やななんやこいつ、と思った。

そんな見づらい「鬱」。
分解すると「林」「缶」「冖」「鬯(ちょう)」「彡」といったところだろうか。
「鬯」をもう少し分解すると、「米」「凵」「匕(さじ)」になる。

分解すると、一つ一つのパーツはシンプルなものだ。
シンプルであるが、一つずつのパーツに意味がある。

ダンボールで怪獣を作るように、〇〇レンジャーの合体変形ロボのように、レゴブロックで大きな街を作るように、パーツを組み合わせることによって、「鬱」のような見た目も意味も複雑な漢字を形作る。

漢字の面白さとはそこなんだ。
僕が漢字の好きなところはまさにそれなんだ。
昔からあるブロック遊び、それが漢字なんだと僕は思う。

もうこんな時間だし朝ごはんの支度をしよう。

#漢字 #ブログ #日本語 #鬱 #朝起きて書く


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