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麻雀秘技⑦『空気悪くする輩を追い出す技』


フリー雀荘へ行き知らない人と打つ時、まず私は対戦相手の人間性を見て強さを測る。


まぁ会っていきなり、
「仕事何されてるんですか?」
「結婚してるんですか?」
「彼女は?」
なんて質問は失礼だし、バクチ打ちは基本的にあまりプライベートを言いたくない人種だ。(と勝手に思っている)
※だいぶ顔なじみになればそんな話もするけどね。


では何をするかというと、「所作」を拝見するのである。

所作とは・・・

・言葉遣い
・点棒の受け渡し方
・振り込んだ時の表情、言動
・アガった時の表情、言動
・リーチ牌&棒の出し方
・牌の捨て方、ツモリ方
・店員さんへの態度

まぁこの辺だ。


フリー雀荘に行ったことある人は共感してもらえるのではなかろうか。上記の所作で、大体の雀力や人間性が判別できる。


その中で、、、こういう人間が必ずいる。

最初はアガッたりすると「ごめん、高めロンやわ」とか「トップ失礼!」とか気分よさそうに打っているのだが、だんだん調子悪くなってくると、グチを言いだしたり、局が終わった後の山をバカスカ開けてみたり、自分のアガれなかった手牌を毎度毎度解説しだしたり、さらに点棒の渡し方も粗暴になり、態度が急変する者

これを、漫画や映画に出てくる役柄で例えるなら、

「序盤は調子に乗っているイケイケキャラで、配役としてもまぁまぁ主要な位置にいるのだが、だんだん立場が悪くなりストーリーの途中であっさり殺される。」

このような役柄にあたる。(笑)


こういった人間はどんどん雰囲気を悪くするし、ちょっと気が弱い学生さんとかが同卓していると委縮してしまって、全くおもしろくない場ができあがる。できればご一緒したくない人種である。

しかも弊社の研究結果によれば、万が一このような輩に放銃してしまった場合、その日の麻雀運を66%以上吸い取られてしまうという証明がされている。

しかしながらフリー雀荘では、よっぽど態度やマナーがひどい人間じゃないと「お客様お引き取りください。」とはならない。

となれば方法としては自分が抜けるか、輩がやめるまで待つしかないのだ・・・。
いやしかし、こんな輩のために自分が抜けるのはなんだか納得がいかない・・・・だがこれ以上長く一緒に打ちたくないなぁ・・・。

さて、こんな時どうするか、、

ここだ!
私は発見した!
麻雀秘技を!!


こうなるとできるだけ早く、輩に文無しスカンピンになってご退場いただくしかない!

狙い打ちだ!

実はこのような自分本意で勝手な気分屋人間こそ、狙い打ちできる絶好の的なのだ。


このような人間は、ツキに見放されてくると『まさかそんな牌を!?』というような当たり牌を面白いようにつかみ出す。
そしてそこを狙い打つことによって、最弱フリコミマシーンと変身するのである!

流れとしてはこうだ!

まず、相手の不満タラタラな言動を注意深く観察する。

「これ捨てたばっかりじゃないか!」
「ドラ面子嫌ったらこれだ!」
「うわ!赤ドラまだ山にいたのか!」
「4枚目の字牌なんかイラン!!」
「見てこれ!さっきから全部ツモきり!」
「くそゲーか!!」

このような発言が2~3局続きだしたらモード突入のサインである。

ここから、、、
待ちの悪いヤケクソ気味のリーチ
場をムダに進めるだけのあまり意味のない安鳴きアガリ
大物手になりかけの流局(流局後の手牌解説付き)

このあたりが見うけられるようになると確変突入のサインである。

そうすると次局あたりから、

字牌の地獄単騎に放銃
一通&三色&チャンタの高めに放銃
残り枚数少ないカンチャン、ペンチャン待ちに一発で放銃

このように「その牌つかみますか!?」と言いたくなるような不思議な事態が発生する。

ついに奴はフリコミマシーンへと変貌を遂げた。

『放銃ラッシュ』スタートである。

スペック的に、時速5万点は出る!w
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


そこをしっかり拾わせていただこうじゃないか。

例えば自分の手が

このような手で、「三萬」をもってきたらどうするか?

■「 一萬」を切れば、両面 「四萬、七萬」待ち
■ 「五萬」を切れば、カンチャン「二萬」待ち

場に「二萬」が2枚切れていて、「四萬、七萬」はまだいっぱいありそうだという状況だとしよう。

普通なら状況次第ではあるが、ドラもあることだし、

一萬」切って両面平和リーチ
「五萬」を切って一気通貫ダマテン
などアガリやすさを考えるだろう。


だが!
今は状況は違う!!!

ただいま『放銃ラッシュ継続中』なのだ!!!
どんな状況であろうと、
たとえ自分がダントツトップの南四局であろうと、

「五萬」を切ってリーチだ!!

(っ´∀`)╮ =͟͟͞͞ ⊂●⊃

この秘技の目的はゲームに勝つことではない。
輩をスカンピンにして追い出すことが目的なのだから、できるだけ高い点数に仕上げる必要があるのだ!

そして案ずるなかれ!
実践上93%以上の継続率で、平均4周以内に輩が放銃するか自分でツモれる!
五萬のヒッカケに面白いほどひっかかる!( ̄ー ̄)ニヤリ

また字牌の地獄単騎なんか、上記よりもっとアガリやすい!
4周どころか1周目で即当たりだ!
七対子で地獄牌を待ちにできたら即リーだ!
(っ´∀`)╮ =͟͟͞͞ ⊂●⊃
(っ´∀`)╮ =͟͟͞͞ ⊂●⊃
(っ´∀`)╮ =͟͟͞͞ ⊂●⊃

ほぼその輩が、ラスト当たり牌をつかむ。

「3枚目の西!? こんなん全くいらん!クソが!」
(ノ`Д´)ノ彡■(怒)

などと言いながら無造作に捨て、吸い込まれるように放銃してくれるのだ!

そして、

ロンです!
リーチ、一発、七対子、
おっと裏ドラ失礼!ハネ満です!!


大体こうなる。


やがて、資金の限界が来ると、

「だめだ!今日は俺だけ良い牌がこない!」

「日が悪い!店が悪い!やめる!」

といって退店していくのだ。

プライドは高いので、お金が無くなったとは決して言わないw
こういう輩は、最後まで何かのせいにして去っていく。
普段の仕事ぶりや私生活でも同じような態度になっているはずだ。
麻雀でツイてない時、人間は本性が必ず出る。
これは絶対隠せない。


博打というのは、熱くなる方向を間違えてはいけない。
常に自分が勝てると思ってはいけない。
不条理な流れも受け入れ、それすら楽しむ。
麻雀牌達はそんな雀士を好み、楽しませてくれる。
局地的な負けで不平不満を言うようでは運は上がらない。


さてさて輩は去った。

あとは新しいメンツを加え、和やかムードで試合再開といこうじゃないか。


が!しかし!!!


この秘技にはまだ続きがあるのだ。


また次回~(・ω・)ノ



※注 ラスを引いても弊社は一切責任を負いません。

知らんけど!!
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \

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